自閉症教育及び支援の中で視覚的支援の重要性に関しては多くの皆さんに知られるようになりました。
様々な教育及び支援の現場で構造化や視覚的な支援が活用されています。
【ナチュラルキュー=自然な指示を意識する】
しかし、支援者によっては、視覚的な支援ばかりを重視して、過剰な支援になっていることがあります。例えば、視覚的な指示ばかり注目して、周囲の必要な情報に注目できなくなっている人もいます。
そもそも視覚的な支援も、構造化の支援も補助具にすぎません。自然にある様々な指示(ナチュラルキュー)だけでは、指示が曖昧だったり、理解できなかったりする状況が起こります。それを補うのが視覚的な支援になります。
【意図的な視覚的支援とナチュラルキューの度合いの調整のヒント】
基本的にはナチュラルキューを意識して、その補助的なものとして視覚的な支援を組み込んでいきます。その度合いに関しては本人の特性や理解の状態、またその場面や状況の変化でも変わってきます。度合いの変化はおおよそ以下の内容が関係してきます。
- 本人の特性によって:例えば、ナチュラルキューに注目が難しい
- 本人の理解によって:例えば、ナチュラルキューでは理解できない
- 場面、状況によって:同じ内容も場所によって変わる
- ナチュラルキューによって:ナチュラルキューが少なければ視覚的な支援が必要になる
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