『見通しを伝える 確認できるようにする フィードバックする 三つの成功の素』/自閉症支援かるた
衝動性の強い人や注意が続かない人の支援の中で、なかなか成功体験につながらないことがあります。
一度、成功できないと、負の連鎖が起こることもあります。指導・支援がうまくいかない時に、私が押さえる3つポイントがあります。
●見通しを伝える(予告・完成イメージ・手順)
1つは見通しを伝えることです。
予告をしたり、完成イメージを伝えたり、手順を伝えたりします。
先にイメージをつくることで、気持ちの準備ができることも大事です。
また、成功した時に、その成功に気づけることも大事です。
●確認できるようにする
見通しを伝える(予告・完成イメージ・手順)を伝えても、そのイメージが持続しないと成功までたどりつきません。
そこで、成功に近づいていることを確認しながら(また、成功から離れていってないかを確認しながら)進めることが重要です。
例えば、完成イメージを視覚的に確認しながら進めたり、
手順やポイントをチェックしながら進めたり、
時間であ れば目標時刻を確認したり、
材料がなくなっていくのを確認したり、
いろいろな方法で伝えます。
●フィードバックする
本人が成功しても本人がその成功に気づかないと次の機会に再生することが難しくなります。
そこで、本人が成功できた時に、「いいよ」「できてるよ」とフィードバックすることが大事です。
大げさにほめる必要はありません。
時には、視覚的に提示された成功イメージを合わせて確認することで、「ほら、一緒だよ」と確認ことができます。
そしてフィードバックは少しずつフェードアウトすることも大切です。
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