先日はNPO法人アントレさんのコンサルテーションに行ってきました。充実した2日間でした。
就労移行のコンサルの前に何かヒントになる教材はないかと考えていたのですが、
地下鉄の駅で良い教材を発見しました。
それは地図です。地下鉄などの地図を使って経路を考える時には、
方向を確認し、スタートの位置を確認すると思います。
この視点が自閉症教育・支援でも必要ということです。
【方向性を確認します】
自閉症教育・支援ではブレない方向を示す指針が必要になります。
方向があってないと、どんなに細かい地図も使えません。
書籍で紹介したフレームワークの方向性を重視してほしいと考えます。
【スタートを丁寧にする】
様々な指導・支援をつまみ食いして進めると自閉症の教育・支援は混乱が起きます。
まずスタートを丁寧にする必要があります。
少しずつではなく、最初から丁寧にやることが重要になります。
スタートが想定内にされてないと、想定外のことが起こり、自閉症の人にとって修正することができない不成功体験につながります。
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』やセミナーは、この方向性の確認と、「スタートで何をするか」について設定されています。
是非活用ください。
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◆ コンパスとしての自閉症教育・支援フレームワーク について【動画あり】
今後も時々、ワークショップの部分を切り出しして動画アップします。