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こだわりを活用する理由/自閉症教育・支援

2020年11月24日
by mizuno
フレームワーク, 特徴, 特性, 自閉症
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下の自閉症特性かるたのように、私たちが自閉症の人の生活デザインをするときには、こだわりを活用して考えていきます。

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自閉症教育・支援でのこだわりを活用する理由をまとめてみました。

  • 本人が強く注目している!
  • 「ダメ(NO)」ではなく「これやって良いよ(YES)」で伝えられる!
  • 本人にとって具体的である!
  • 活動を発展できる!
  • 本人のイメージを尊重できる

 

●強く注目している

本人が強く注目しているということは、それを活用すれば、そこから学びやすく、成功しやすく、自立しやすい部分になる可能性が高いのです。

例えば、仕事や勉強にその強く注目している部分を活かすことで、学び、自立することができることもあります。

 

●ダメ(NO)よりも、良いよ(YES)で伝えられる

自閉症の人にとって、「それやっちゃだめ」は何やっていいかわかりにいくのです。

それよりも「これやっていいよ」「○○します」の提案の方がうまくいきます。

こだわりを禁止するよりも、活用した方が「これやっていいよ」で伝えられます。

 

●活動を発展できる

「こだわっている」部分を活かすだけではなく、いくつかのこだわっている部分をあわせて活動にしたり、形や場面を少しかえたりして新たな具体的な活動に発展させることができます。

水遊びを具体化して風呂掃除や植物の水やりなどに発展することがあります。

物の配置のこだわりは、整理整頓や掃除につながります。

 

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指示にあわせるを活用した作業の課題例です。( 『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』 54ページより)

 

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形に合わせる注目と色をマッチングする注目を活用したテンプレート※( 『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』 55ページより)

※テンプレートは、材料や道具などを配置する視覚的整理統合のための指示です。

 

●本人のイメージを尊重できる

上記のことから、こだわりを活かすことが、肯定的に本人をみる視点につながります。

こだわりを否定して違う視点で活動を設定しても、実は活動は発展しません。

こだわりを活用して、具体化した活動を設定すると、少しずつ活動が発展できます。

自閉症の人は、周囲の状況よりも自分のイメージの方が優先順位が高いのです。

周囲の考えや、周囲の常識を押し付けてもなかなかうまくいきません。

もちろん、適切ではない形は導く必要がありますが、まずは本人のイメージから始めることが大切です。

それが尊重のプロセスにつながります。

 

●紙一重の視点で考えてみると

こだわりが強いという困難さは、1つのことに集中でき強みでもあります。

1つの集中できる部分を活用した活動、生活づくりが大切です。

 

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関連記事:「こだわり」と「1つのことに集中できる」/自閉症の紙一重な強みと困難さ

 

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