親戚の家に行った時の自閉症の人への支援について書いています(まずはこちらをご覧ください)。
親戚の家では、入っていけない部分、触ってはいけない部分も多く、「これやってダメ」×の対応が多くなります。
しかし、その状況が多くなると、やっていいこと、見通しがもてなくなり混乱が起こります。
そこで、「これやってダメ」×よりも、「これやっていいよ」○の提案が重要になります。
「これ触ってダメ」→「これをやって良いよ」
「ここ入ったらダメ」→「ここにいて良いよ」
の支援が必要になります。
●「これやっていいよ」の対応のための準備
「これやっていいよ」の対応のためには、準備が必要です。
まずやれる大事な準備は、
【活動できるものを準備しておく】
【活動の場所を決めておく】
です。
場所の「ここにいて良いよ」のイメージはこちらの記事をご覧ください。
【注意:視覚的支援は普段から】
変化が多く、また制限が多い機会で、視覚的に「(これやっていい○)、これはやっていけない×」の視覚的支援を始めるのは危険です。
その後、視覚的支援が使えなくなるリスクが高まります。
そのような環境の中では、「我慢しなさい」の渦になり、それと付随する視覚的支援は「自分にとって不都合」「押しつけられる」存在になる可能性もあります。
その時の混乱が起こる場合があります。
マル・バツ○×の支援も普段から習慣化しいることが大事で、親戚の家にいくなどのハードルの高いところから始めることは危険です。
今回提示した内容により、「ここにいて良いよ」と「これやって良いよ」を提示する方が重要です。
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