本日、紹介するアセスメントリストは、作業の終わりの提示の仕方のアセスメントです。
将来のトップダウン、とくに職業行動として「作業の終わりの理解」に関するアセスメントリストです。
終わり方は様々です。この人はタイマー、ことの人は「無くなったら終わり」というわけではありません。個々の理解していることと、状況、場面にあわせて提示の仕方を変えます。いつもタイマーで提示している事業所等は間違いです。タイマーを使えない人もいますし、タイマーではない場面も必要です。
職業行動としての「終わり」を考えると、様々な終わりのバリエーションを持った方が良いと思います。多くの職場で、材料が無くなったら終わりで、次が休憩ということはありません。終わりの連続で仕事が成り立ち、時には周囲の状況や指示された内容によって終わらなくてはいけません。
昨日、小学校高学年生にアセスメントの時にいくつか実施した時にリストを書いてみましたので、皆さんにも紹介します。
小学校高学年~学齢後期~移行期~成人期、就労支援等の幅広い指導・支援としてアセスメントしていただきたい内容です。
一人ひとりの将来、トップダウンのイメージ、個別化の視点も重要ですね。
Excelデータでアップしましたので、ダウンロードして使ってください。
【自立課題アセスメントシート:作業時の終わりの理解_LST20150929_1MIZUNOはこちらから(エクセルデータ)】
※活用、記入に関しては書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』(78~79、88~89頁)を参考にしてください。
※上の画像移行にいくつかのリストを追加しています。そちらも参考にしてください。
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