自閉症の人は曖昧で見通しのない自由な余暇の時間が得意ではありません。
<紙一重ライン>>>>しかし、
自閉症の人は具体的で見通しのある仕事のような活動が好きです。
例えば、就労支援の中で、仕事の支援よりも休憩時間の方が課題となっている行動が多い人もいます。
そのような特性を考えても以下のポイントを意識する必要があります。
自由な余暇の時間は、見通しがなく曖昧でわかりにくい時間になります。
逆に仕事や具体的な活動は、何をするのかがはっきりして、見通しもあるので、わかりやすい時間になります。
そこで、、、
●余暇を仕事のように伝える視点が大切です
余暇は。。。。
具体的でわかりやすく、見通しが持てる形、
「いつ」「どこで」「何を」「どのようなやり方で」「どうなったら終わりか」「終わったら何があるか」の情報を明確にして設定することが重要です。
余暇は。。。
仕事や勉強のように、
一対一の場面でアセスメントし、そこで教えることからスタートすることが重要です。
実際、そのようなことで進めている事業所は余暇も広がっています。
好きな活動から始めることも大事ですが、
その前に機会を作って、教えることでないと余暇は広がりません。
好きではない活動でも、繰り返しの機会で好きになった例はたくさんあります。
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