自閉症教育・支援における保護者の立場で考察するコンテンツです。【シェアを歓迎します】
学校や事業所で何気なく使っている言葉が保護者の信頼を失う場合があります。
その1つが
「学校(事業所)ではできていますよ」
または
「学校(事業所)ではしませんよ」
って言葉です。
最初にこの言葉を使うことは避ける必要があると考えます。
保護者からの質問などで使うことはありますが、最初から使うことは避けます。
自立できてないことも、問題となっている行動も、その起こっている場面ではなく、
その他の場面から影響をうけていることもあります。
自立の視点で考えれば、家で応用できない教え方を専門家がしていることも考えられます。
様々な問題となっている行動も、学校(事業所)でのストレスや混乱が影響する場合もあります。
説明を入れてたり、別の言葉に置き換える必要があります。
私が大事にしているポイントは、
- 何処でできてないかよりも、できない理由や状況を探求する
- 今わかっていること、わかっていないことを確認する
- 情報を収集するプロセスが必要であり協力をお願いする
- これまでうまくいったことから考える
- 必要によっては教え方や手だての再設定を提案する
です。
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