【「あれ」「これ」「それ」って どれ?】
【もう少しで終わりは いつ終わり? もう少し待っては いつまで待つの?】
自閉症特性カルタを活用して研修をされている報告を聞きました。
そこで、これまでアップした自閉症特性カルタの中から特性ごとにアップし解説します(リンクのシェア歓迎です)。
『フレームワークを活用した自閉症支援』 の特性解説シート及び特性シート(※1)とあわせてご覧いただくと幸いです。の特性解説シート及び特性シート(※1)とあわせてご覧ください。
まず、「特性シート」のトップ、受容コミュニケーションの特性です。
自閉症の人は、曖昧で抽象的な言葉の理解が難しいと言われます。
「これ」「それ」「あれ」などの言葉や、
「もう少し」や「ちょっと」などの言葉です。
1つの考えかたとして、
絵にできるものは理解できますが、絵になりにくいものはイメージできません。
自閉症の人によっては、抽象的な表現をさけて、本人がイメージできる内容で具体的に情報提供することが大切です。
「あれとってください」→「テーブルの上のボールペンをとってください」
「もう少しで帰ります」→「4時ごろ(または3時55分から4時5分の間に)帰ります」
※ 『フレームワークを活用した自閉症支援』 の関連ページ
■ 自閉症・発達障害特性シート 126ページ
■ 自閉症・発達障害特性シート 解説と記入例 14~19ページ
■ 自閉症特性解説の手引き 114~117ページ
以下、開催予定のセミナーです。
◆ 霧島で自閉症教育・支援者のための基本と応用の基礎講座とワークショップ(6月21~22日)
・まずは特性と支援の基本を学びたい皆さんは1日目の研修が有効です
・幼児期から学齢前期のより具体的で実践できな研修は2日目の研修が有効です
◆ 倉敷市での特性と基本となる支援計画に関する基礎セミナー(7月13日)
・特性と支援の基礎を学びたい方のための研修です
・支援計画を作成するイメージできる研修です
※facebookページのIDがない場合も観覧はできます。ご覧ください。