自閉症教育・支援において継続することは重要なことです。
自閉症教育・支援は、じっくりと時間をかけて実践することが必要です。
【継続的なプロセスが必要です】
自閉症の人は変化の対応の困難さがあります。
だからこそ無理に介入すると、不安とか、恐れの部分が水面上にでてきます。
また自閉症の人は般化の困難さがあり全体的な意味をつかむのが困難です。
少し難しい話なのですが、たくさんの事例を介してくり返し同じ部分と変化する部分を気づき、
同じとしてひとくくりにしたり、別のものとして分けたりしたりして意味をつかむプロセスが必要です。
支援者の中には、今にでも解決したいと思われる方がいます。でも、それは難しいのです。
無理に解決しようとすると、もっと困難な状況が連続します。
【幼児期からの積み重ねが将来のスキルに】
また無理な解決は、例えその場では解決しているようになっても、本当の意味での解決になってない、また違った形で問題が出てくる場合があります。
辛抱づよく時間をかけた実践が意味ある形で次のステップにつながります。
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』内の 関連ページは
●自閉症特性解説の手引き 116~117ページ 【7.変化への対応の困難さ】
●自閉症特性解説の手引き 116~117ページ 【9.般化の特性】
※facebookページのIDがない場合も観覧はできます。ご覧ください。