先日の記事で「見守る部分」「教える部分」「何を教えるのか?」の3つの視点について書きました。
1つ1つをもう少し深めていきたいと思います。
今回は『なぜ「見守る部分」の視点が必要なのか?』です。
前回もお話ししましたが、見守る部分とは、できている部分です。
(とくに、できるようになって間もない部分)
この部分は、基本支援は必要がない部分です。
支援の必要がない部分を把握できないと、支援が必要な部分に支援をして、
本人の自立を阻害してしまいます。
では、支援が必要な部分とはどんな部分でしょうか?
私のチームや、職場の児童発達支援センターでは、フレームワークシートの自立度チェックシートを確認します。
常に確認するわけではありません、抽出して時間で確認します。
繰り返しやっても一人でできる部分が「自立している部分」であり、「見守る部分」になります。
1回の「できた」では「自立している部分」とは言えません。数回(職場では3~5回程度)の一人でできたが必要です。
【自立度チェックシートの記入例】
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