最近、支援ミーティングの機会が増えています。
支援ミーティングは、保護者と本人の特性や今後の方向に関して整理する機会です。
今日は、最近よく活用するフレームを紹介します・。
保護者の持っている情報、事業所が持っている情報を、苦手な部分も隠さずにポジティブにホワイトボードに書きだしディスカッションするものです。
し私たちが持っている情報と保護者の情報が違っても、どちらも重要な情報として整理するものです。
その保護者と家庭での様子と事業所での様子を確認したこのホワイトボードの構成をフレームワークシートにしてみました。書籍と一緒に活用してください。
【協働による指導・支援計画シート(できる・もう少し・できない):Excel】
【協働による指導・支援計画シート(できる・もう少し・できない):PDF】
以下は基本的なこのシートの使い方です。書籍『フレームワークを活用した自閉症支援 生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』25~37頁と一緒に確認し、活用してください。
【資料作成の手順】※ホワイトボード等を活用して保護者と協働で作成します。
1.保護者からの聞き取りで家庭でので「できている」「もう少しでできる(芽生え反応)」「できない」内容を書き出します。
2.事業所から「できている」「もう少しでできる(芽生え反応)」「できない」の報告をして書き出します。
3.家庭と事業所で違う部分を下線を引きます。
4.「できてない」項目を強みに置き換えて「できている」項目に記入します。
5.以下の内容でディスカッションします。
- 理解しできているものは何か?
- 場面や状況によってできないものは何か?(般化の困難さ)
- 般化の困難さを補うものは何か?
- 何を本人に教えるか(もう少しの項目)
- 本人の困難さはどこか?→共通理解と支援が必要
- 本人ができない部分は何か?→課題にならない。支援が必要
6.話し合った内容を「共通理解と指導・支援計画」の項目にまとめる
7.全体から保護者を含む協働チームで押さえたいイメージをキャッチフレーズにしてください。
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