• 水野敦之ブログ
  • facebook
  • twitter
  • サイトマップ
  • リンク集
  • 個人情報保護方針
BOUZAN NOTE メール会員登録
  • ホーム
  • プロフィール
  • 自閉症教育・支援
    • セミナーの解説
    • 用語集
    • 関連書籍紹介
    • フレームワークを活用した自閉症支援
  • 講演・セミナー・イベント情報
  • アセスメントの解説
  • 参考資料
    • 支援活用シート
    • ワークシート
    • メール会員限定コンテンツ
    • 動画情報
    • 事例紹介
  • お問い合わせ

「できる・もう少し・できない」のアセスメントの基準に関して

2015年12月25日
by mizuno
アセスメント, 自立支援, 自閉症
0 Comment

QA1

 

報告が遅れましたが、先日、開催された神奈川県でのフレームワークセミナーが無事終了しました。すごく私が緊張していたのですが、多くの皆さんが楽しんで受講していただき、たくさんの質問と気づきをいただきました。今回は基礎ですが、さすがに神奈川はTEACCH研究会などの機会も多く、皆さんの課題設定もすごく良いものでした。いくつかのエッセンスがありましたが、随時紹介していきます。主催いただいた中井やまゆり園・三浦しらとり園さんの皆様、参加いただいた皆様ありがとうございます。

ffff

その研修会後いただいた2つの質問がありまして、お約束通りネットで公開します。今回1つ目の質問に答えます。

 

A:アセスメント「できる」「もう少し(芽生え反応)」「不合格」の判断基準がいまいちわからない。特に「できる」と「もう少し」の評価を誤ってしまいそう。評価者による差、評価者の経験による差も出てしまうのではないでしょうか?

 

Q1:差が出てもOKなのが書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』で紹介しているプロセスです

インフォーマルアセスメントは標準化されていないアセスメントですので、少し評価が曖昧に感じるかもしれません。標準化されたフォーマルアセスメントは最終的に数字化しますが、書籍で紹介しているインフォーマルアセスは「その課題がどうであったか?」が大事になります。そしてそれは継続的なものです

だから、その時の評価の判断が正確ではなくても、継続的なアセスメントと実践のなかで再浮上してくるはずです。あまり難しく考えないで継続していただくことが大事です。
ただ、標準化されてませんので、個人やチームである程度な合格のラインを年齢や特性等を考慮して個別に決めていきます。だから、ある人と別の人で同じ課題をして同じ状態でも評価は変わります。誰かと比較するのではなく、「その人にとってどうか?」を重視している評価基準です。

講義や演習でも触れましたが、このプロセスは継続的なものです。

 

Q2:「できる」と「もう少し(芽生え)」の評価にむけて

「できる」部分は、ある程度の指示だけで、自立的にできている部分です。ある程度の指示は、言葉の指示や自然な指示(詳しくはこちら)です。
このアセスメントの時に早い段階で過剰なプロンプトを出すと、評価が分かりにくくなります。ある程度まってある程度促す、ある程度促しが生じた場合は、「もう少し(芽生え)」の評価になります。だからある程度待つことも必要になります。

 

Q3:「もう少し(芽生え)」と「できない」の評価にむけて

その課題のイメージがなく大半の部分で促しが必要で、まだ「できる」になる方向に向かってないと感じたら「できない」の評価になります。
しかし、場合によって本来はてきる可能性があるが注目にないことでできない場合は注目を促したり、少し手だてを入れて観察してできれば「もう少し(芽生え)」の評価で注目や整理統合の支援の必要性があるとなります。

 

「気づき」と「できる」から始める フレームワークを活用した自閉症支援

生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック

 【チラシ・FAX申込み用紙PDFはこちら】

 

Amazonでの購入ご希望の方は下のリンクからお願いします。


Facebookページはこちら

facebookページ ※facebookページのIDがない場合も観覧はできます。ご覧ください。

 

コメント コメントをキャンセル

*
*

CAPTCHA


captcha *

BOUZAN通信
フレームワークを活用した自閉症支援 facebookページ
フレームワークを活用した自閉症支援
facebookページQRコード


6月21日 TEACCHプログラム研究会宮崎支部『特性のアセスメント』資料ダウロード及び動画配信ページ
2025年6月19日
ASDみやざき主催「お父さん・お母さんのための勉強会」のアーカイブ配信ページ
2025年6月18日
フレームワークを活用した自閉症支援実践セミナー in 秋田
2025年6月9日

カテゴリー

アーカイブ

  • ホーム
  • プロフィール
  • 自閉症教育・支援
    • セミナーの解説
    • 用語集
    • 関連書籍紹介
    • フレームワークを活用した自閉症支援
  • 講演・セミナー・イベント情報
  • アセスメントの解説
  • 参考資料
    • 支援活用シート
    • ワークシート
    • メール会員限定コンテンツ
    • 動画情報
    • 事例紹介
  • お問い合わせ
  • 水野敦之ブログ
  • facebook
  • twitter
  • サイトマップ
  • リンク集
  • 個人情報保護方針
生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック
※ご購入はスペース96

著者: 水野敦之
出版社: エンパワメント研究所
ISBNコード : 978-4-907576-36-3
価格: 1,980円
発売日: 2015年05月27日


★すぐに使えるワークシート集 CD-ROM 付
回紹介したフレームワークシートをふまえ、さらに新しいシー ト を活用しつつ、より具体的で実践的な支援のアセスメントと計画の策定、 さらに 生活全般の課題設定について紹介しています。


※ご購入はスペース96

著者: 水野敦之
出版社: エンパワメント研究所
ISBNコード : 978-4-88720-638-0
価格: 1,760円
発売日: 2011年07月15日


★誰でも同じ一貫した視点で自閉症支援をはじめ、継続するためのフレームワーク集!
「自閉症の人に対する支援者たちが共通した考え方に基づいて関われるためにはどうしたらよいのだろうか?」「自閉症の人に対する支援者が交代した 際にも、継続した支援が保障されるためにはどんな方法があるのだろうか?」フレームワークはこんな疑問から開発されました。
@bouzan70 からのツイート

最近のコメント

  • 構造化等の環境設定を事業所・教室ではじめる時のとっておきのポイント に mizuno より
  • 構造化等の環境設定を事業所・教室ではじめる時のとっておきのポイント に nsmrwkn より
  • 構造化等の環境設定を事業所・教室ではじめる時のとっておきのポイント に mizuno より
  • 構造化等の環境設定を事業所・教室ではじめる時のとっておきのポイント に nsmrwkn より
  • 構造化等の環境設定を事業所・教室ではじめる時のとっておきのポイント に mizuno より

タグ

アセスメント コンサルタント セミナー フレームワーク フレームワークを活用した自閉症支援 フレームワークシート 余暇支援 保護者との協働 個別支援計画 協働 受容コミュニケーション 合理的配慮 境界 家庭支援 指導 支援 教える 教育 敦之 時間の整理統合 構造化 水野 水野敦之 氷山モデル 注意・注目の特性 特徴 特性 特性かるた 生活支援 発達障害 研修 移行支援 終了しました 自立支援 自立課題 自閉症 自閉症支援 自閉症教育 自閉症特性かるた 行動支援 視覚的指示 視覚的支援 視覚的構造化 講演・セミナー ADHD

ホームページメニュー

○ホーム
○プロフィール
・フレームワークを活用した自閉症支援
○自閉症教育・支援
・セミナーの解説
・用語集
・関連書籍紹介
○講演・セミナー・イベント情報
○事例紹介
○参考資料
・支援活用シート
・ワークシート
・メール会員限定コンテンツ
・動画情報
○お問い合わせ
○TEACCHプログラム研究会宮崎支部のページ

○水野敦之ブログ
○facebook
○twitter
○note
○サイトマップ
○リンク集
○個人情報保護方針


フレームワークを活用した自閉症支援 facebookページ
フレームワークを活用した自閉症支援

facebookページQRコード


カテゴリー

アーカイブ

ページ内検索


お問い合わせ

BOUZAN NOTE!!
水野 敦之
メールでのお問い合わせはこちら
Copyright© Mizuno Atsushi All Rights Reserved.