●自閉症の視点からの押さない・引っ張らない・・・・
自閉症の人はもちろん、自閉症を持たない人でも、引っ張られたり、押されたり、脅されたり、威圧されたりすることは、恐れや不安を感じ、自尊心を持てない状況になることもあります。
とくに自閉症の人は見通しをもって行動することが得意ではありません。指示されていることに注目し、理解することが難しい状況 の時もあります。
理解していない時、見通しを持っていない時に、気づいていはい時に、押したり、引っ張ったりすることは、恐怖も不安も何倍にもなります。想像を絶する状態です。
無気力になったり、動けなくなる可能性も生じます。
自閉症の特性を考えても、自閉症の教育や支援に関わる皆さんは常に意識して欲しい視点です。
●状況によっては身体プロンプトも拘束に?
本人に期待していることをわかりやすく伝えていない身体的プロンプトは、拘束に等しい支援だと考えます。身体的プロンプトは、個別に目的と計画、根拠を明確にしたうえで慎重に進める必要があります。
●本人に「期待していること」「見通し」を明確に伝える
自閉症に人への支援では、身体的プロンプトと同時に「期待していること」「見通し」を、本人にわかりやすい形で伝えることが重要です。
下の写真は、避難訓練の時に座るの合図を見せて促している場面です!
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