【あ:後先考えるよりも目の前のイメージに引っ張られる】
久しぶりの自閉症特性カルタの新作です。支援者の皆さんの特性理解になればとアップします。
本日は、時間の整理統合の困難さの特性のカルタです。
●見通しを持った行動の困難さ
自閉症の人は様々な状況から先をイメージした計画、行動をとることが難しいと言われます。
例えば、就労支援では、仕事や自分の状態にに合わせた睡眠、仕事の仕方、休憩の取り方、余暇の取り方の調整が課題になる場合があります。
先の周囲の状況で見通しを持った視点になることが難しいのです。
●見えている物、自分のイメージを優先させてしまう。
見通しの難しさの要因を考えると、見えているもの、自分のイメージを優先させてしまう強い注目の特性が1つあげられます。
自閉症の人は、見通しを持った行動よりも、目の前の見えている物や自分の頭の中のイメージを優先させ、強く注目してしまうことがあります。
全体意識するよりも見えている細部や、自分の頭の中の細部に注目してしまいます。
●関連ある特性
自閉症特性カルタは、書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』、『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』の巻末資料の自閉症・発達障害の特性の解説の手引きを参考に特性を深めてください。今回は主には2つの特性の関連項目を『特性解説の手引き』で確認してください。
・時間の整理統合の困難さ
・注意、注目の特性
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