●自分の人生で主人公はやはり自分
若いとき兄弟姉妹に関する講演会を受講しましたが、兄弟姉妹の人生が中心ではなく、やはり障害を持つ人が中心で、しかも兄弟姉妹が良い子になるための研修ばかりでした。
※きっと良い研修はあるとおもいます。
トップのスライドは、もうかなり前に作ったスライドですが私の考えは変わりません(兄弟姉妹ではない私が言うのは説得力がないのですが)。
兄弟姉妹の一人ひとりの人生において主役は、その兄弟姉妹本人なんです。兄弟姉妹は、障害を持つ人の兄弟姉妹としての人生ではなく、本人の人生があるのです。
誤解してほしくないのは、障害を持つ兄弟姉妹と別の人生でいいとか、無関心でいいと言っているわけではありません。
障害を持つ兄弟姉妹が困っても無視していいというわけではありません。
障害を持つ兄弟姉妹が困った場面があったら何かできることを考えて欲しい、悩んでほしい、時には葛藤してほしい。時には距離をとってほしい。
障害を持つ兄弟姉妹は、多くの兄弟姉妹に大きな影響を与えると思います。
それでも、兄弟姉妹の人生はその本人が主人公なんです。
私の自閉症支援の仲間には兄弟姉妹がいます。たぶん自閉症のまたはその他の障害をもつ兄弟姉妹からの影響はあったでしょ。しかし、その仲間はしっかりと支援者として自分の人生を自信をもって活躍してます。それも素晴らしいことです。
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