●スタートのアセスメントについて
自閉症や発達障害の人に合わせた合理的配慮をすすめるときに、皆さんはまず何から始めますか?
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』では、支援者や先生との1対1の場面でのアセスメントから始めることをおすすめしています。詳しくはこちら。
次に、何をアセスメントすればいいでしょうか?このたびシリーズで最初にやる基本概念・スキルのアセスメント内容をその意味とアセスメント後の活用についてまとめました。各アセスメント内容ごとのページをご覧ください。
●何を理解しているかのアセスメント
http://bouzan-note.com/jiha/7521.html
●プットインのアセスメント
http://bouzan-note.com/jiha/7574.html
●1対1の対応のアセスメント
http://bouzan-note.com/jiha/7589.html
●カットアウトのアセスメント
http://bouzan-note.com/jiha/7606.html
●マッチング・分類のアセスメント
http://bouzan-note.com/jiha/7621.html
●終わりの概念のアセスメント
http://bouzan-note.com/jiha/7644.html
本当はまだまだ、アセスメントした方がいい内容があると思います。しかし、とりあえずは、これらのアセスメントツールを準備して、アセスメントを始めてみてください。
今回紹介した基本のアセスメントよりhigh項目の概念・スキルのアセスメントについては、今後の記事で紹介します。
●情報理解・スキルアセスメントシートで評価を記録する
ここで紹介しましたアセスメントをまとめるシートが『情報理解・スキルのアセスメントシート』です。これに評価し、記入し、活用します。
※情報理解・基本アセスメントシート(エクセル)
※情報理解・基本アセスメントシート(PDF)
※情報理解・基本アセスメントシート(記入例)
※クリックしてダウンロードしてください。
※書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』または『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』とあわせてご活用ください。
評価はPEP3※TTAP※などの評価基準と同じPとEとFを参考に活用させていただいています。
P=理解している。活用できる
E=部分的にできる。まだ活用するには汎用していない
F=理解していない。活用は難しい
アセスメントをした後は、『個人情報シート』に集約して、またはそのまま支援を具体化する時の参考にします。
※『個人情報シート』エクセルファイルはこちら
※『個人情報シート』PDFファイルはこちら
※書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』または『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』とあわせてご活用ください。
支援の中で活用するのはPの理解している情報です。Eは基本的には課題にします。個々の状況によってはもう少しのタイプを活用する時には何らかの追加の支援が必要になります(例えば写真をトビー:その物だけを切り抜いた写真、カットアウトにする等)。
※【引用文献】
●日本版 PEP-3 自閉症・発達障害児 教育診断検査 [三訂版]/E.ショプラー著者代表 ; 茨木俊夫日本版監修 ; 服巻智子訳者代表/川島書店
●自閉症スペクトラムの移行アセスメントプロフィール TTAPの実際/エリック・ショプラ゜、ゲーリー・メジホフ、マイケル・チャップマン、ジョン・トーマス 監修:梅永雄二 監訳:今本繁、服巻智子
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