書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』では、インフォーマルアセスメントを重視しています。
様々なフォーマルアセスメントを活用することは有効ですが、フォーマルなアセスメントをしないと指導・支援計画ができないというのは間違っていると思います。またフォーマルアセスメントを実施したとしても、継続的にインフォーマルアセスメントを実施していくことが重要です。
『フレームワークを活用した自閉症支援』で重視しているインフォーマルアセスメントの視点は以下のようなものです。
●文脈に左右されないインフォーマルなアセスメント
日常の観察によるインフォーマルなアセスメントは文脈に左右されたアセスメントの場合があります。将来的な自立と般化を目指すプログラムでは、日常の観察では不十分です。そこで計画的な意図的な設定された1対1エリアでの抽出的なアセスメントが必要になります。
書籍「フレームワークを活用した自閉症支援」では、このインフォーマルアセスメントの具体的な設定について書いています。
●フレームのあるインフォーマルアセスメント
様々な現場でのインフォーマルアセスメントでは、軸がない、なんとなくの観察になっている場合があります。しかし、それでは後の支援での活用が難しくなります。インフォーマルアセスメントでも、一貫性のある視点、フレームワークによって観察することが重要になります。
書籍「フレームワークを活用した自閉症支援」では、特性、生活、自立場面、行動支援、様々な場面での基本となるインフォーマルアセスメントのフレームワークが書かれています。
また、それらを支援で具現化するフレームワークシートという記入式のフォームが用意されています。○Cがついていますが。現場でコピーしたり、付属のCD-ROMでプリントアウトしたりして活用してください。(ワードとエクセルデータでそのままパソコンの打ち込みも可能になっています)
記入式のフレームワークシート及びそれを支える資料が用意されています。
●とりあえずスタートし続ける実践とトレーニングのシート
書籍「フレームワークを活用した自閉症支援」では、完璧を求めるよりも、とりあえずアセスメントし書くことでアセスメントをスタートできるようになっています。それは実践のスタートになりますが、あわせてトレーニングのスタートにもなりまし。
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