このwebサイトのカテゴリーに「書籍紹介」を追加しました。直接、福祉の本屋さんスペース96で購入できるようになっています。
本日紹介する本は、トニー・アトウッド博士の教師や保護者に書かれた自閉症スペクトラムに関する入門的な本です。
アトウッド博士のたくさんの症例の中で、教師や保護者、支援者が知る必要があるエッセンスを「なぜこの行動をとるのか?」の理由とその対策・方向・どのように考えるのか、本当に具体的でイメージしやすい内容になっています。
アトウッド博士の本を読んでいつも思うのは、本当に具体的に書いてあるのに、とても基本の軸がしっかりと学ぶことができることです。
私も講演でできるだけ具体的にと話すのですが、具体的な事例に基本が隠れることがあります。
でも、この本も、多くのアトウッド博士の本が具体的で、基本で、即実践に切り替えることができるのです。
もう少しおすすめポイントを書きますと、重要なエッセンス、活用できるポイントがリストになっている点です。振り返りがしやすいのです。
その時の様子がイメージしやすい、読みやすい本になっていると思います。
まだの方、是非読んで見てください。
【アトウッド博士の自閉症スペクトラム障害の子どもの理解と支援 どうしてクリスはそんなことをするの?】
著者: トニー・アトウッド 訳: 内山 登紀夫監訳、八木 由里子 訳