●行動・特性観察記録シートとは?
行動・特性観察記録シートを作成しました。シートは、ワークシートのページからダウンロードしてください。※ワークシートページはこちら
画像をクリックするとワークシートのページに行きます。
行動・特性観察記録シートを探してダウンロードして活用ください。
特性シートや生活支援シート、氷山モデルシートを書く前には、行動・様子の記録が必要になります。
筆者本人は、自立課題アセスメントシートを活用していますが、ご要望が多くて「気になる行動」「課題となる行動」「特性に関係のある行動・様子」を書き出すシートを作成しました。
シートの構成は、ご覧いただくとわかりますが、応用行動分析のABC分析を参考にしています。しかし、フレームワークで大事にしている過去の経験や習慣などを意識するように項目に解説を入れています。また、支援者や周囲の反応や、支援に関しても意識するように項目に入れています。
学校や支援の現場、コンサルテーションの記録等でご活用ください。
しかし、シートを作成した目的は、この記録をもとに特性シートや生活支援シート、氷山モデルシートに活用するものです。
●特性かるたを活用した活用イメージ
以下は、行動・特性観察記録シートの記録の例と、特性シート、氷山モデルシートへの活動例です。題材としてのは、3つの特性かるたです。
【特性シート記入のプロセス例】
0)記入例題材の特性かるた
※一人の人のエピソードとして、記録に進みます
1)行動・特性観察記録シートに様子を記入する
*行動※が起こった場面(文脈)、環境、または行動※が起こった前の出来事や状態、過去の経験、習慣化している状況も含む
*観察された行動(気になる行動や定型発達との違った様子)
*その後の支援者や周囲の対応、その後に起こったこと
2)特性シートに行動・特性観察記録シートを参考にメモを書いてみる
※この状態では、生活全般で活用できる特性や支援の方向性になっていない
※1つの場面での支援になっていたり、本人にあわない支援になってたりしている
3)特性シートの記入したメモを参考に特性と支援をまとめる
※生活全般で活用できる特性や指導・支援の方向性にしていく。
※完璧ではなく、継続的アセスメントで更新していく。その時最善のシートにする。
【記録をもとに氷山モデルシートを使って指導・支援の計画をまとめる】
●普段使いの2つのシート
普段の記録の中で、気になる行動などは『行動・特性観察記録シート』を使って、活動や学習、課題などは『自立課題アセスメントシート』を使い分けていただればと思います。
毎日、氷山モデルシートや自立課題シート、特性シート、生活支援シートなどを記入するのではなく、普段使いは『行動・特性観察記録シート』・『自立課題アセスメントシート』で記録をとります。
様々な記録やシートは、いつ、どのようなプロセスで書くかを具体化し、習慣化・業務化することが大切です。
●是非、書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』と合わせて実践にご活用ください。
※シートを活用した上記プロセスの公開研修はご遠慮ください。事業所内など支援現場では研修としてご活用ください。
※シートを活用した事業所ごとのプチコンサルテーションやセミナーのご依頼はお問い合わせのフォームからお願いします。
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