延岡自閉症特化支援セミナーの報告です
先日、延岡での自閉症特化支援セミナーがありました。
今年度は、諸事情でトレセミの形態ではなく、ワークショップ形式の研修にしました。
自立課題のアセスメントから計画、課題作成、再調整を2回実施していただきました。
自閉症教育・支援フレームワークのアドバンスの研修では、受講生がアセスメントの準備から設定、実施がイメージできるようになっています。
<アセスメント場面の様子です>
フレームワークシートを使うことで、一貫した視点でグループディスカッションができます。
<グループでディスカッションの様子です>
今回は、2人の事例を活用して、幼児期と成人移行期の自立課題の計画と実施、再構造化を実施しました。
<課題の実施の様子です>
2日目の午後には、行動支援・自己認知支援の課題を氷山モデルシートを使って整理していただきました。
どうしても自立課題を作成する時に、視覚的構造化=手順書など、やや形に引っ張られる部分があり、今後の研修に期待した部分です。
行動支援・自己認知支援では、将来の柔軟さにつながるステップイメージが難しかったようです。
自閉症教育・支援のトレーニングは、やはり繰り返しのアセスメントと計画、実施が必要でることを再認識しました。
受講生の皆さんは、本当に熱心に計画を立て、うまくいかなかったときも前向きに取り組んでいただきました
宮崎県社会福祉事業団のスタッフの皆さんありがとうございました。
今後も同じようなセミナーをいくつかの地域で実施します。是非、ご参加ください。
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