自閉症教育・支援の中で協働が重要であること学びました。
自閉症に限らず、多くの障害児者の教育・支援におても同じく協働は重要なわけです。
しかし、私は自閉症の教育・支援であるからこそ協働が重要と考えています。
その1つが自閉症の人の般化の特性(特徴)です。
自閉症の人は1つの場面でできていることが、他の場面でできなかったり、
1つの場面での様子と、他の場面の様子が違うことがあります。
例えば学校ではできることが、家ではできないという状況がおこります。
般化の特性により親御さんの知っている本人の情報と、支援者が知っている本人の情報で違いを生じる場合があります。
そこで、親御さんの持っている情報も、他の支援チームが持っている情報も、支援者自らの情報も重要な情報になります。
1つの場面でできたことは他の場面でできる可能性があるわけです。
それぞれの持っている情報は、チーム全体にとって重要な共有したい情報になります。
佐賀での研修では午後から協働についての講義・演習を予定しています。
【2月11日 自閉症の理解と行動支援@ぷれしゃすセミナーVol.9 in 佐賀】