自閉症の教育・支援における褒める・フィードバックの準備について書いています【詳細はこちら】
自閉症の人の中には褒められても、褒められているポイントに注目できずに、褒められたことを再現できない人がいます。
偶発的に褒めても、何を褒められているのかに気づきにくい。。。。という内容でした。
今回は、褒める・フィードバックの準備として見通しを持つための手順書(カード)等の利用についての重要性です。
ゴールをイメージしながらも、それまでの流れ、プロセスを明確にすることは
- ゴールにたどりつきやすくなる=成功体験につながる
- ゴールに近づいていることをしることになる=見通しを持つことができる
などの視点で重要です。
流れ、プロセスを明確にする方法の1つが手順書(カード)です。
手順書(カード)は、1つの活動の流れ、工程を提示したものです。
ある物の組み立てが課題であれば、完成までの工程が時系列で並んでいるものです。
1つ1つの工程の指示を確認しながらゴールに近づいていきます。