【「裏がある」と言われて裏を確認する でも、この資料の裏面には何も書かれていない????】
自閉症特性カルタを活用して研修をされている報告を聞きました。
そこで、これまでアップした自閉症特性カルタの中から特性ごとにアップし解説します(リンクのシェア歓迎です)。
『フレームワークを活用した自閉症支援』 の特性解説シート及び特性シート(※1)とあわせてご覧いただくと幸いです。の特性解説シート及び特性シート(※1)とあわせてご覧ください。
「特性シート」のトップ、受容コミュニケーションのその2です。
自閉症の人の受容コミュニケーションの特性で意識する必要があるのが、字義通りの解釈です。
この2つのカルタは、そんな字義通りのエピソードからです。
通常の生活の言葉には、裏の意味があります。
また、状況などにあわせた、本音と建て前や、配慮した文言を選びます。
自閉症の人は、聞こえてくる言葉をそのまま字義通りにとってしまう特性があります。
何か事情がある資料を説明するときに、
「この資料には裏があります」というときがありますが、
字義通りの解釈では、その資料の裏面を見るという方がいます。
(必ずしも、自閉症の人だけがそのように解釈するとはかぎりません。これは1つのエピソードです)
また、その場しのぎの言葉、たてまえのことば
「遠慮せずに言ってね」
「そうだよね」
「私はわかる」
などの言葉も、字義通りとってしまう自閉症の人には、
後で混乱を招きます。
支援の方向性とは、
- 字義通りの解釈に配慮する
- 比喩、慣用句をさける
- 本人にとって具体的な情報で伝える
※ 『フレームワークを活用した自閉症支援』 の関連ページ
■ 自閉症・発達障害特性シート 126ページ
■ 自閉症・発達障害特性シート 解説と記入例 14~19ページ
■ 自閉症特性解説の手引き 114~117ページ
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