【自閉症支援かるた】シェア歓迎です。
本日は『ツールは補助具で目的ではありません』です。
自閉症教育・支援の中では、アナログ、デジタル、様々なツールの活用が広がっています。
それは視覚的な支援や構造化をポジティブに進める雰囲気が広がった嬉しい広がりです。
しかし、時々、以下のような様子を見ると疑問に感じます。
- 個別化しないアイデアのオンパレード
- 再構造化(再調整)が無い
- 逆にコロコロ、アイデアが変わって一貫性がない
なんとなく教育・支援者の自己満足になっている場面も見ます。
すでに目的が「コレクション?」となっている場面も見ます。
ツールの本来の目的は何でしょうか?
本来、ツールは補助的な役割にすぎません。
しかし、いつの間にか、ツールだけが一人歩きしているなぁ~と感じることが増えてきました。
私自身、視覚的なツールを使いますので自分でも気をつけなくてはいけないと思います。
もう1つの視点でも、ツールだけの一人歩きを懸念します。
それは視覚的なツールがあればOKな視点です。
しかし、ツールだけではなく、環境設定、習慣の設定、教える技術など、その他の部分も重要です。
自然にある様々な指示(ナチュラルキュー)を活用することも重要です。
繰り返しますが、
ツールは目的ではなく、補助具です。
本来の目的は、(ツールの活用ではなく)、
今と将来の自立的で豊かな生活の広がりにあります。
※書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』では、ツールとその他の視点をあわせて自立支援について書いています。
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』の関連ページ
●自立を支えるフレームワーク(68~100ページ)
●自立についての視点(68ページ)
●「できる」「気づき」を活用する視点(69ページ)
●自立課題シートの活用(71~76ページ)
●自立課題アセスメントシートの活用(77~81ページ、88~89ページ)
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