ゴールデンウィーク、夏休み(お盆)、冬休み(年末年始)、春休み等、長い休日に親戚の家ですごすご家族もいらっしゃると思います。
自閉症の人の中には、親戚の家に行った時に、動けなくなる人、混乱が起こって厳しい状況になる方、その時は問題がないけど、後で混乱する方、様々な影響を受ける方がいます。実は、親戚の家で過ごすことは、プチ引っ越し、移行支援になります。(参照:書籍『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』では『移行・引っ越しの支援』111~116ページ)。
以下は、親戚の家ですごす準備・工夫のポイントを、数日にわたって書いた記事です。各ポイントをクリックして参考にしてください。
【見通しを持たせるための工夫】
・ 予告する告
親戚の家に行くまで、親戚の家での見通しを伝えることが安心につながります。
本人が自分に関する物などを引っ越すことで切り替えも意味も伝わります。
親戚の家の中では、「どこで」過ごすかが重要な見通しと安心になります。
活動が曖昧で何をしていいかわからない自由な時間は得意ではありません。具体的な活動を「いつ」「どこで」「何を」「どのように」「どうなったら終わりか」「終わったら何か」を明確にして伝えます。
親戚の家では「ダメダメ」の場面が増えます。それよりも「これやっていいよ」の提示が大切です。
ただ活動を提示するのではなく、終わり、始まりの見通しが大切です。
【ナチュラルサポートを形成する】
・親戚の人にナチュラルサポートを依頼する
勇気を出して事前に本人について伝えていくことで、保護者の皆さんの気持ちの余裕も出てきます。詳しくはこちら
・親戚の家でのナチュラルサポートをお願いする場合のシナリオを作ろう!(ワークシートあり)
【その他の視点】
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