●視覚的スケジュールの役割
視覚的スケジュールは、1日のいくつかの活動を時系列に並べた物です。
それを提示し習慣化して伝えることで「いつ」「どこで」「何を」の情報、見通しを伝えます。
日常の生活の見通しは曖昧でわかりにくいものです。具体的な活動の間に曖昧な時間がうまれます。
例えば、休憩や余暇の時間は、自由で曖昧です。
そしてそれは自閉症の人にとって、わかり難い見通しが持ちにくい時間になることがあります。
●スケジュールには無い時間=隙間時間はない!
自閉症の支援の中では、視覚的なスケジュールで、提示しない時間は無いと私は考えます。
それは私たちがカレンダーに覚えている仕事も書き込むのと同じだと考えます。
しかし、実践現場のスケジュールには、活動と活動の間に、「空気を読んで活動しなさい」の隙間時間があるものがあります。
スケジュールには、一貫した秩序が必要だと思います。一人ひとりの提示の幅はかわっても何もない時間は無いんです。
あるのは個別化した生活の幅、生活シナリオです(詳しくはこちら)。
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