●合理的配慮のための合意形成プロセス
合理的配慮は、その瞬間その瞬間の最善を目指すことが重要だと考えます(詳細はこちら)。
その合理的配慮を目指す上で、合意形成というのが重要になります。
アセスメントをもとにした支援計画に対して合意形成をし、効果測定で確認しながら合意形成を続けるプロセスになります。
●押し付けやあきらめの合意形成
しかし、学校や事業所によっては、専門家からの押しつけのようになっていたり、当事者(本人や保護者)が、あきらめのように合意したケースの話を聞いたりします。それがマンネリ化し、本来の合意形成や個別支援計画の目的から離れたプロセスになっているケースも見られます。
「(押しつけでも、あきらめでも)合意形成したんだから、それは合理的配慮だ!」
は虐待防止法や差別解消法の法の精神を無視した考えだと私は思います。
●最善の合意形成のプロセス
当事者ができるだけ参加する形で、明確なアセスメントに基づいて、丁寧に目的と方法の共通認識とその調整を進めるプロセスが合意形成のプロセスでありたいと考えます。
もちろん学校や事業所の事情もあります。しかし、まずは本人の特性を軸としたイメージからはじめて、それから学校や事業所の事情の中で最善の計画をたて合意形成していくプロセスが大切だと思います(詳細はこちら)。
具体的な支援計画イメージは、書籍を参考にしてください。
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