自閉症や発達障害の人への合理的配慮として、生活場面ごとの支援を書き出すことはシンプルでそして重要です。
そして保護者や当事者と確認した方が良いものの1つです。
- 一日でやるの活動(生活内容)は?
- 生活内容1つ1つはどのくらいの時間帯でやるのか?
- 生活内容1つ1つを一日のなかにどのような配列でやるのか?
- 生活内容1つ1つの場面で本人の様子はどうか?(特性の影響も含む)
- 生活内容1つ1つの場面での本人の様子に対応した支援は?
さらにその明文化された内容から合理的配慮の支援体制をつくるために、以下のプロセスも重要になります。
- 生活内容と本人の様子、支援について書き出す
- 保護者・当事者からの合意を得る
- その内容にあわせ支援チーム内で一貫した支援を行う
- 毎日、短い時間でいいので支援の状況を確認する
- 一貫していない支援が生じた時に上司、管理者に報告する習慣をつくる
- 明文化された内容を修正する
- 再度、保護者・当事者から同意を得る
合理的配慮は最善であるために調整できるシート、そしてそのシステムが重要だと考えています。
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』では、生活支援シートに上記の内容を明文化し、アセスメントに基づく計画を立て、モニタリングで調整していくことを推奨しています。
生活支援シートは生活場面ごとの本人の様子と支援を書き出すシートです。
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』62~65ページ
書籍『生活デザインとして個別支援計画ガイドブック』23~25ページとあわせてご活用ください。
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