まずは【自閉症の人への「注目できない」と「注目する」の支援】をご覧ください。
● 注目の特性は様々です
ひとくくりに「注目の困難さ」と言っても、その状態、その理由、関連する特性も様々なです。今回はもう少し細かく注目の困難さを書きだしてみます。
* 注目の優先順位が立てられない
* 1つの部分に強く注目する
* 注目が転導する
* 衝動性・多動性がある
* 刺激や情報に影響する
* 指示の理解が難しい
* 指示・材料・道具などに注目できない
* 情報・材料・道具の整理が難しい
* 変化への対応がある
* 注目する習慣がない
* 興味にしか関心をしめさない など
● 注目の困難さを考察する
注目の困難さの要因がわかったら、それにあわせた指導・支援の計画を立てていきます。その時には、以下のような内容を細かく考察していくことで、支援の方向性が明確にしていくことが大切になります。
様 子:どのように注目の困難さがあるのか
状 態:その時の本人の状態はどうなのか
場 面:どんな状況、場面、文脈でおこっているのか
頻 度:それは常にか、時々なのか、ある一定の法則がある
また、注目できてない時の情報だけではなく、注目できている時の状態も調べる必要があります。
今後、理由、状態などを1つ1つ上げて、支援の方向性の記事を書いていきます。継続的に記事をご覧ください。
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