まずは以下の2つの記事から
● 刺激・情報を無視することが難しい
自閉症の人は、様々な刺激・情報に一度注目すると無視することができなくなります。
例えば。。。。教室の棚の中が気になったり
例えば。。。。様々な関係の無い視覚的な情報が気になったり
その場面、その時間には関係の無い刺激に影響を受けて、関係のある情報や指示に注目することが難しくなることがあります。
「無視しなさい」と言われれても強くて狭い焦点がググッと注目していますので、無視ができないのです。
では、どのような支援の支援の方向性があるでしょうか?
● 無視できる状況づくり
それはいたってシンプルです。
無視できなければ無視できる状況を作ることが必要です(当たり前ですね)。
無視できる状況づくりには大きく2つあります。
1つは刺激や情報を統制する制限するのです。
もう1つは「それは関係無い」と教えてあげるのです。
【刺激・情報の統制の支援】
刺激や情報を統制する方法としてはたくさんの方法があります。
例えば、パーテーション、イヤマフです。活動の中の道具や材料にある関係のない情報も見えなくする工夫があります。例えば、洗濯機の関係の無いボタンを隠すというものです。
【関係ない刺激、情報は関係無いと教える】
自閉症の人は、様々な場面、時間にあわせて優先順位を立てることが難しいです。
関係無い情報を教えてあげて優先順位を伝えることも重要な支援です。
例えば、「書籍を見るのは今ではありません」「友達に注意するのは先生の役割です」などで、自分には関係無いことを教えることが大事です。
しかし、これがなかなか難しく、ある程度、本人にあわせた刺激・情報の統制も必要になります。
●注目すべき部分と指示を明確にする
どんなに刺激・情報を統制しても、「何に注目すればいいか」「何をすればいいのか」の情報がなければうまくいきません。
刺激・情報の統制と同時に、具体的な指示と注目の支援が重要になります。
★セット特価★ 「フレームワークを活用した自閉症支援」シリーズ2冊セット定価 3,740円 → セット価格 2,992円
Amazonでの購入ご希望の方は下のリンクからお願いします。
Facebookページはこちら
facebookページ ※facebookページのIDがない場合も観覧はできます。ご覧ください。