●保育所等での1対1の設定と役割
書籍「フレームワークを活用した自閉症支援」「生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック」では、年齢にあわせた多領域ごとのアセスメントを重視してます。
普段の生活内容を外してまたは、含んで、決めつけず広範囲、多領域の内容を一対一のエリアで実践しすることを推奨しています。特に療育に関わる機関はそのようにあるべきと考えます。
しかし、保育所や幼稚園ではなかなか難しいプロセスになります。
そこで自閉症や発達障害を持つ児童が在籍する保育所や幼稚園では、その時期のクラス全体の設定保育(工作やゲームなど)と、日常の生活の中での活動を一対一の先生との勉強場面でのアセスメントで教えることから始めます。
クラスや生活の複雑な場面ではない一対一の先生との勉強場面でまず教えるこプロセスが大切です。記事冒頭のスライドはそれをイメージしたものです。
クラス全体での活動では、アセスメントをもとに個々にあわせた”目標設定、手だて”などと、クラス全体の”目標設定、手だてなど”の両面のバランスをとっていきます。
これはすでにいくつかの地域の保育所で試みて、クラスの中での本人の自立や自尊心の向上につながっています。
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