●環境や支援の全体の設定と個別の設定
先日、倉敷にある児童発達支援事業及び放課後等デイサービス、保育所等訪問支援の事業所を運営するNPO法人未来図のコンサルテーションでした。
コンサルテーションで感じたことは、事業所全体での設定と個別の設定をうまく具現化していることです。
まずはスケジュール等の構造化、環境設定の全体の設定と個別の設定がありました(例えばトランジッションエリアの設置と個別のスケジュールのタイプ)。
●社会的な機会などの全体と個別の設定
環境や支援だけではなく、社会的な機会(グループ活動等)設定やコミュニケーションの機会の設定なども全体の個別の設定・工夫が行われていました(例えば、お友達や先生の配置と個別の経験させたい機会の設定:接近、並行、共有など)。
それが事業所全体の運営と一人ひとりの自立に良い効果を生んでいるこが伝わってきました。
そのような事業所の全体の設定と個別の設定が、フレームワークを活用したアセスメントによって具体的に計画しそして実施されているプロセスも見てわかるようになっていました。
●コンサルテーションのおすそわけ
上の未来図が使っている社会的な機会設定を具現化するフォーマットを参考に補助になるフレームワークシートを作成しました。
※個人、事業所・学校の範囲でご活用ください。
※書籍『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』の社会的機会の設定、表出コミュニケーションのページと合わせてご活用ください。
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