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絵や写真のジグのアセスメントと活用/応用アセスメント

2018年9月11日
by mizuno
インフォーマルアセスメント, 特性, 絵・写真のジグ, 自立支援, 自閉症
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本日も応用的なアセスメントと実践的手だて絵や写真のジグを解説します。

 

●絵・写真のジグの活用

絵・写真のジグは、材料や道具を準備する手だて(視覚的指示)です。反復的に又は多様に、いくつかの材料や道具などを1対1でマッチングさせ準備することができる指示です。

絵・写真のジグのジグには主には「反復ジグ」「多様ジグ」の2つがあります。

反復ジグ:指示された同じ材料や道具を繰り返し準備するためのもの。同じ材料・道具を正確に繰り返し準備する時に有効なジグ。

下のスライドは反復ジグの構造化された課題です。
反復ジグの課題

 

多様ジグ:1枚1枚のジグに指示された材料や道具が違っているもの。オーダーされた材料・道具を準備する時に有効なジグ。

ジグが活用できれば、例えば調理の道具や材料の準備のように、生活や将来の仕事などの可能性が広がります。

下のスライドは多様ジグの構造化された課題です。

多様ジグの課題

 

●絵・写真のジグのアセスメントツールの作成

筆者のアセスメントツールでは、幼児期や学齢前期では、情報理解のアセスメントの絵や写真のカードを使います。学齢後期・移行期・成人期では機能的な道具や材料の準備の題材でジグが使えるかを確認します。

1)5~6種類各4個程度の材料や道具とそれぞれを入れる箱を準備する ※1つはダミーを用意する

2)材料・道具(ダミーを抜かして)を並べて写真を撮り、絵にもする

3)ラミネートする

4)準備するものを入れる袋と完成品入れを用意する

※筆者のアセスメントツールでは、現時点では「反復ジグ』だけをアセスメントする

絵写真のジグのアセスメントその2
*道具の準備の反復ジグのアセスメントツール

 

絵写真のジグのアセスメントその1
*部品の反復ジグのアセスメントツール

 

●絵・写真のジグのアセスメントの進め方

1)まず材料を箱に分類する

2)絵又は写真のジグを本人に提示して「これを使って材料を準備してください」と指示する

3)活動を開始しない時は、モデルを1つの材料で示します

4)1セット分をジグに並べたら袋に入れるように促す

※ダミーまでを準備したら、一度指示を見せて観察する(教えない)

 

●情報理解・スキルアセスメントシートで評価を記録する

ここで紹介しましたアセスメントをまとめるシートが『情報理解・スキルのアセスメントシート』です。これに評価し、記入し、活用します。

情報理解・スキルアセスメントシートver05
※情報理解・基本アセスメントシートver.05(エクセル)
※情報理解・基本アセスメントシートver.05(PDF)
※情報理解・基本アセスメントシートver(記入例)

※クリックしてダウンロードしてください。

※書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』または『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』とあわせてご活用ください。

 

評価はPEP3※TTAP※などの評価基準と同じPとEとFを参考に活用させていただいています。

P=理解している。活用できる

E=部分的にできる。まだ活用するには汎用していない

F=理解していない。活用は難しい

アセスメントをした後は、『個人情報シート』に集約して、またはそのまま支援を具体化する時の参考にします。

※『個人情報シート』エクセルファイルはこちら
※『個人情報シート』PDFファイルはこちら
※書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』または『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』とあわせてご活用ください。

 

支援の中で活用するのはPの理解している情報です。Eは基本的には課題にします。個々の状況によってはもう少しのタイプを活用する時には何らかの追加の支援が必要になります(例えば写真をトビー:その物だけを切り抜いた写真、カットアウトにする等)。

 

※【引用文献】

●日本版 PEP-3 自閉症・発達障害児 教育診断検査 [三訂版]/E.ショプラー著者代表 ; 茨木俊夫日本版監修 ; 服巻智子訳者代表/川島書店

●自閉症スペクトラムの移行アセスメントプロフィール TTAPの実際/エリック・ショプラ゜、ゲーリー・メジホフ、マイケル・チャップマン、ジョン・トーマス 監修:梅永雄二 監訳:今本繁、服巻智子

 

ここで使用しています写真等は、個人または事業所・学校等で作成するヒントとして公開しています。記事のSNSへのシェア、記事のリンクの掲載は歓迎します。しかし、個人及び団体の資料、講演、セミナーへの転載はご遠慮ください。

 

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