●フレームワークシートを使う効果
自閉症や発達障害支援の中でアセスメントが重要です。書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』では、とくにインフォーマルアセスメントを重視しています。
フレームワークシートを使ったアセスメントとプランニングが、支援の質の向上だけではなく、支援者のアセスメント力の向上にもつながると実践の中で感じます。
しかし、なんでか?の答えがこれまでなかなか説明できませんでした。
1つ整理できたいたことは、フレームワークシートを使わないアセスメントは、数多くの情報はとれるものの、役に立つ情報がとりにくいこと。
フレームワークシートを使ったアセスメントは、絞り込んだ有効な情報がとらること。でした。詳しくはこちら
しかし、ここでも疑問が、何でか?
●フレームワークシートに書くことを前提でアセスメントする
その答えを昨年ある本から教えていただきました。その本は、精神科医 樺沢 紫苑先生の『アウトプット大全』と『インプット大全』です(注文は下記のAmazonのリンクから)。
詳しくは、是非二冊の書籍を読んでいただきたいのですが、
フレームワークシートに書くことを前提に具体的にアセスメントすることが効果につながっているだと気づかされました。
つまり。。。
アウトプット前提でインプットすることが、脳にも、行動にも効果を生んでいるのです。
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』は、ただ読むだけでは、支援力もアセスメント力も効果があがりません。
アウトプットとインプットを繰り返す=フレームワークシートを書きながら書籍の情報に戻って、さらにアセスメント、プランニングのアウトプットを続けていくことで、想像以上の効果を生むことがあります。
例えば、自立課題シートは。。。
フレームワークシートを書くことを前提にアセスメントすると「できているところ」「もう少しの部分」「支援の必要な部分」などを意識することができ、課題・活動の自立について注目して情報を拾うことができます。
また、フレームワークシートを書く前提では、なんとなくアセスメントするのではなく、アセスメントの場所、時間を具体化する必要性もでてきます。
フレームワークシートがあることで、アセスメントが具体化し、そして意味ある情報を拾えます。
●書き出す前提としてフレームワークシートを活用してください
アセスメントの前提として書き込むフレームワークシートをぜひ活用してください。
アウトプットとインプットを意識しフレームワークシートの実践を続けてみてください。時間はかかりますが良い硬化はでてきます。
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