• 水野敦之ブログ
  • facebook
  • twitter
  • サイトマップ
  • リンク集
  • 個人情報保護方針
BOUZAN NOTE メール会員登録
  • ホーム
  • プロフィール
  • 自閉症教育・支援
    • セミナーの解説
    • 用語集
    • 関連書籍紹介
    • フレームワークを活用した自閉症支援
  • 講演・セミナー・イベント情報
  • アセスメントの解説
  • 参考資料
    • 支援活用シート
    • ワークシート
    • メール会員限定コンテンツ
    • 動画情報
    • 事例紹介
  • お問い合わせ

自閉症の特性に気づいたら始める「最初から最善の設定」

2021年1月12日
by mizuno
フレームワークを活用した自閉症支援, 変化の対応の困難さ, 自立支援, 自閉症, 長期記憶の特性
Comments are off

最初から最善にする

過去に戻ることは不可能です。

しかし、もしも私が親御さんや支援者が自閉症のピースに気づいたとき(受容したとき)に戻って1つだけ伝えることができるとするならば。。。※a

私は次のことを伝えます。それは。。。

「最初から最善に設定しましょう=様々な活動を始めた時から先のこと(未来)を想定して最善で設定しましょう」です。※b

※a:必ずしも診断ありきではありません。自閉症のピースに気づいたらです。
※b:もちろん、今回の視点はいつからでも遅くはありません。

それは以下の自閉症の特性にあわせた対応になります。

 

●変化の対応の困難さ

自閉症の人は、一度イメージしたことを修正することが得意ではありません。

しかし、習慣になると繰り返す強さも持ちます。

(関連記事はこちら)

 

●自己流の解釈やルールを作る

自閉症の人は、自分流の独特な意味の結びつきをします(関係理解の困難さ)。

そのことで自己流の解釈をしてしまったり、自己流でルールを次から次に作ってしまうことがあります。

そのことで範囲を越えて適切ではない形に発展することがあります。

(関連記事はこちら)

 

●過去の経験を消すことが難しい

自閉症の人は長期記憶の特性から、一度経験したことを消すことができません。

こらは強みでもありますが、失敗経験や混乱の経験を強く記憶しすぎて様々な活動や場面ができなくなってしまうことがあります。

(関連記事はこちら)

 

●始める時から具体的に設定する

上記の特性に考慮して、様々な活動を始めた時から先のこと(未来)を想定して具体的に設定することが大切です。

そして、本当の意味での成功の積み重ねで習慣化することが必要になります。

 

具体的な活動の設定とは、

「いつ」
「どこで」
「何を」
「どのようなやり方で」
「どうなったら終わりか」
「終わったら何か」

がわかる設定です。

それらを、やりながら調整するのではなく、最初から最善で決めて始め、そして最善の調整をしていくことが大切です。※c

もう少し具体的に最初から設定すると良い部分をあげます。

  • 活動の流れ
  • 活動の場所(空間の範囲、境界)
  • 活動の終わり
  • 活動でやっていい範囲
  • 活動のルール
  • 活動の修正を行うこと  など

 

※c:修正がある設定も始めから決めておくことが必要です。以下の文章をご覧ください。

 

●範囲の修正も最初から設定しておく

上記の文章を読むと、一度設定すると変えてはいけないと思われた方がいるかもしれません。

様々な活動の範囲は状況や本人の発達年齢によって変わります。また、設定した内容があってないので再設定も必要になります。

なのでここでも、最初から最善の設定をしていきます。

活動を開始する時に設定の修正のことも決めておきます。

例えば、いつするのか?必要になる状況などを決めておきます。

 

「気づき」と「できる」から始める フレームワークを活用した自閉症支援

生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック

★セット特価★ 「フレームワークを活用した自閉症支援」シリーズ2冊セット定価 3,740円 → セット価格 2,992円

Amazonでの購入ご希望の方は下のリンクからお願いします。


Facebookページはこちら

facebookページ ※facebookページのIDがない場合も観覧はできます。ご覧ください。

 

BOUZAN通信
フレームワークを活用した自閉症支援 facebookページ
フレームワークを活用した自閉症支援
facebookページQRコード


静岡市強度行動障がい者支援施設等サポート事業動画配信
2025年5月14日
令和7年5月10日未来図『フレームワークを活用した自閉症支援』基礎セミナー(午前)の動画配信ページ
2025年5月13日
令和7年5月10日未来図『フレームワークを活用した自閉症支援』基礎セミナー(1日)の動画配信ページ
2025年5月13日

カテゴリー

アーカイブ

  • ホーム
  • プロフィール
  • 自閉症教育・支援
    • セミナーの解説
    • 用語集
    • 関連書籍紹介
    • フレームワークを活用した自閉症支援
  • 講演・セミナー・イベント情報
  • アセスメントの解説
  • 参考資料
    • 支援活用シート
    • ワークシート
    • メール会員限定コンテンツ
    • 動画情報
    • 事例紹介
  • お問い合わせ
  • 水野敦之ブログ
  • facebook
  • twitter
  • サイトマップ
  • リンク集
  • 個人情報保護方針
生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック
※ご購入はスペース96

著者: 水野敦之
出版社: エンパワメント研究所
ISBNコード : 978-4-907576-36-3
価格: 1,980円
発売日: 2015年05月27日


★すぐに使えるワークシート集 CD-ROM 付
回紹介したフレームワークシートをふまえ、さらに新しいシー ト を活用しつつ、より具体的で実践的な支援のアセスメントと計画の策定、 さらに 生活全般の課題設定について紹介しています。


※ご購入はスペース96

著者: 水野敦之
出版社: エンパワメント研究所
ISBNコード : 978-4-88720-638-0
価格: 1,760円
発売日: 2011年07月15日


★誰でも同じ一貫した視点で自閉症支援をはじめ、継続するためのフレームワーク集!
「自閉症の人に対する支援者たちが共通した考え方に基づいて関われるためにはどうしたらよいのだろうか?」「自閉症の人に対する支援者が交代した 際にも、継続した支援が保障されるためにはどんな方法があるのだろうか?」フレームワークはこんな疑問から開発されました。
@bouzan70 からのツイート

最近のコメント

  • 構造化等の環境設定を事業所・教室ではじめる時のとっておきのポイント に mizuno より
  • 構造化等の環境設定を事業所・教室ではじめる時のとっておきのポイント に nsmrwkn より
  • 構造化等の環境設定を事業所・教室ではじめる時のとっておきのポイント に mizuno より
  • 構造化等の環境設定を事業所・教室ではじめる時のとっておきのポイント に nsmrwkn より
  • 構造化等の環境設定を事業所・教室ではじめる時のとっておきのポイント に mizuno より

タグ

アセスメント コンサルタント セミナー フレームワーク フレームワークを活用した自閉症支援 フレームワークシート 余暇支援 保護者との協働 個別支援計画 協働 受容コミュニケーション 合理的配慮 境界 家庭支援 指導 支援 教える 教育 敦之 時間の整理統合 構造化 水野 水野敦之 氷山モデル 注意・注目の特性 特徴 特性 特性かるた 生活支援 発達障害 研修 移行支援 終了しました 自立支援 自立課題 自閉症 自閉症支援 自閉症教育 自閉症特性かるた 行動支援 視覚的指示 視覚的支援 視覚的構造化 講演・セミナー ADHD

ホームページメニュー

○ホーム
○プロフィール
・フレームワークを活用した自閉症支援
○自閉症教育・支援
・セミナーの解説
・用語集
・関連書籍紹介
○講演・セミナー・イベント情報
○事例紹介
○参考資料
・支援活用シート
・ワークシート
・メール会員限定コンテンツ
・動画情報
○お問い合わせ
○TEACCHプログラム研究会宮崎支部のページ

○水野敦之ブログ
○facebook
○twitter
○note
○サイトマップ
○リンク集
○個人情報保護方針


フレームワークを活用した自閉症支援 facebookページ
フレームワークを活用した自閉症支援

facebookページQRコード


カテゴリー

アーカイブ

ページ内検索


お問い合わせ

BOUZAN NOTE!!
水野 敦之
メールでのお問い合わせはこちら
Copyright© Mizuno Atsushi All Rights Reserved.