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動画『自閉症に特化した支援を具体化する』のzoomディスカッションの報告

2020年12月27日
by mizuno
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動画:実践『自閉症に特化した支援を具体化する』※のzoomディスカッションの報告

12月26日土曜日夕方にTEACCHプログラム研究会宮崎支部の動画配信によるNPO法人こんぱすの代表村岡さんの講義(現在もパスワードつき配信中/宮崎支部会員限定でメールにてお知らせしています)を踏まえたzoomでのディスカッションをしました。ディスカッションの記録を公開します。

※TEACCH研究会宮崎支部会員の皆さんには、動画ページのURLとパスワードをメールでお知らせしています。まだの方はご確認ください。宮崎支部会員ではない方はすいません公開してません。

 

●代表からの感想

今回の村岡さんによる動画は驚きがいっぱいでした。オーダー以上に具体的なものでした。その具体的な内容の中には、いくつかの基本がしっかりと盛り込まれていました。

その中でも大事な3つの視点
その1:特性を基本としている
その2:般化の3つのステップ
その3:習慣化の活用の利点

本日は、それをより深めてみましょう!

 

●クラス運営と使用する道具や生活シナリオ

事業所で構造化を始める時には、基本的なプロセスと細部の具体化、それを支える運営システムが必要になる。
それらは、どんな事業所でも共通する部分と、事業所ごとに合わせなくてはいけない部分がある。
特に、スタッフの状況がかなり大きい。

(課題)コロナの状況が続くとして、またはどこかで終息するとして、どのように具体的な支援を地域で広げていくのか?実践的セミナーのあり方、コンサルテーションのあり方の検討。

 

●聞き取りのアセスメント

*聞き取りのアセスメントでこれだけであった方がいいものがあるのか?

*聞き取りのアセスメントはいつやるのか?

聞き取りのアセスメントの必要性は、個別支援計画全体と個別の内容のニーズや課題からおこる。

スタートの聞き取りアセスメントの前には、インテーク情報や保護者からニーズがある。

その後は、継続的なアセスメント、継続的プランニング、継続的アプローチ、継続的モニタリングがあり、その中に継続的な聞き取りアセスメントがある。

つまり、聞き取りアセスメントをして、それに合わせてアプローチして、というようなイメージではなく、アセスメントしながら教え、そして本人からの気づきがまたアセスメント情報として追加されて、それが継続される。

・聞き取りアセスメントもそうだが、現場で繰り返される実践では、常に自立課題アセスメントと氷山モデルシート(NPO法人こんぱすでは、これにすてっぷ計画シートを使っている)を活用している。つまり継続的アセスメントの記録用紙となっている。

 

●おわりの指導支援

*気持ちがついていく終わりのためには何が必要なのか?「わかっちゃいるけど終れない」の支援?

  • 明確な境界→終わり明確な指示
  • 習慣化
  • 先の見通し(例:いったん終わりの支援)
  • コミュニケーションスキル 援助要求
  • 社会性の段階の接近・並行のステップ※

 

※社会性の段階で接近・並行のステップが大事なのに、ここを踏んでいない子が多い。なぜ、気持ちから終わるには、接近・並行のステップが大切か、1つは境界の明瞭化が関係、また、周囲の状況の気づきが関係が実践の中で感じられる。

 

●フリーチャートの課題の事例

*フローチャートは、時系列やプロセス、思考の流れ、選択肢が複雑な内容などには有効である。

ソーシャルナラティブやマトリックス、比較表などの様々なツールは、その特徴にあう目的や内容に合わせた使うことが大切。流行りや思いつきでころころ一貫性なく使うのは、ツールのプロセスの理解・習慣化につながりにくい。

*フローチャートの課題とフローチャートを使った課題をわけて考える。

フローチャートを様々な課題に使う場合、まずそもそも本人が使えるツールになるのかのアセスメントが必要、そしていきなり本番てまはなく、まずはフローチャートそのものの練習と習慣化が必要。NPO法人こんぱすでは、ここに興味関心を使っている。

確認事項:様々なツールを使う場合の共通ポイント

ソーシャルナラティブや表の利用、フローチャートでの留意点

  • 習慣の活用
  • 例題→事例→応用のステップで教え
  • 課題の目的がブレるといけない
  • ツールの課題の課題でのツールの活用をごちゃ混ぜにしない
  • 構造化が習慣をサポートする

 

●全般

*特性は常に軸になる。今回興味深かったのは、今回のことなる3つの課題のどこにも社会性の特性が影響をしていた。

*様々な課題でのなかでツールの活用スキルよりも、課題を細部化したアセスメントスキルが支援者に重要になってくるように感じる。

 

●自立と般化を進めるために

今回、自立やその広がり=般化・応用を支えるものとして、視覚的ツールによる見通しと習慣化が重要なのは感じられる。しかし、それは普通のエンジンにしかならない。
ターボエンジンにするためには、その2つによる成功体験、満足体験が重要になるように感じる。様々なツールは見通しにつながり、思考の整理につなり、それが成功につながり、習慣化し、さらに強い繰り返しの成功体験が強い自立、般化、応用につながっている。それは自信につながっている。

なんとなくの現在のイメージ図

_20201227_085647

 

 

 

 

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