自閉症の人にとって社会的な場面はハードルが高い場面です。気づかなかったり、混乱したり、周囲の状況に応じた振る舞い方ができなかったりします。(詳しくはこちら『社会性・対人関係の特性』)
●社会的な気づきの段階とアセスメント
自閉症の人の社会性・対人関係の特性や困難さに対する様々なアプローチがあります。私が重視しているのは、本人の社会的な気づきの段階をアセスメントし、それにあわせて機会を設定するこです。
書籍『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』 88~96ページでは社会性の段階を紹介しています。詳細は書籍をご覧ください。
書籍『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』では社会性の段階の解説とアセスメントシートを掲載しています。
例えば下の写真は、順番交代のゲームの場面です。物を共有にし、見通しをもってお友達がやっていることに関心を示しながら待つ。なかなかハードルの高い社会的な場面です。
●各社会的段階の機会設定と支援について
各社会性の段階の機会設定と支援については、数回にわけて記事にまとめます。随時更新ですのです。現在アップされている内容は以下です。
- 社会的な気づきのレベルのアセスメントから機会を設定しよう
- お友達・同僚等の近くで活動する意味(接近・並行の意味)
- 周囲や近くに人がいる中での遊びや活動の設定と支援(接近・並行の機会設定)
- 道具や材料を共有で使うことの困難さ(共有の機会設定と支援)
- 協力・協調の苦手さと支援や工夫(協力の段階の支援)
- (更新予定)
書籍『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』では、それぞれをアセスメントするための方法と参考になるポイントをフレームワークシートと表でお伝えしています。
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