本日は『自閉症支援かるた』を活用した自閉症・発達障害特性シートの記入の練習についてご説明します。
方法は簡単です1つ『自閉症特性かるた』を選びて自閉症・発達障害特性シートの1つまたは数か所の特性欄に書き込みます。特性・支援の手引きを参考に支援計画を書いてみてください。
用意する物:『フレームワークを活用した自閉症支援』又は『生活デイザインとしての個別支援計画ガイドブック』の『自閉症・発達障害特性解説の手引き』(基礎講座で配布している『副読本』の特性解説のページでもOK)自閉症・発達障害特性シート※のコピー、筆記用具、付箋紙
1.特性かるたを印刷する(できれば作成)
特性かるた作成ページからデータをダウンロードします。ダウロードして印刷してみてください。
よければ作成してみてください。
2.気に入った『自閉症支援かるた』を1つ選ぶ
例:「あれ」「これ」「それ」どれ?
3.選んだ『自閉症支援かるた』を付箋紙に書き込みます(書き方が3種類)
- そのまま書き込む (例:「あれ」「これ」「それ」どれ?)
- その時の様子を想像して書き込む (例:「あれ、取って」と言って指をさすと指を覗きこむ)
- 本人の行動の特徴を整理して書き込む (例:「あれ」「これ」などの抽象的言語の指示の理解が難しく、期待している行動がとれない)
4.付箋紙を自閉症・発達障害特性シート※の関連の特性の「本人の行動や特性」の欄に貼ります※数か所の特性に関連の場合もあります
例:「「あれ、取って」と言って指をさすと指を覗きこむ」の付箋紙を【受容コミュニケーションの特性】,【関係理解の困難さ】の2か所に貼る)
5.自閉症特性解説の手引き(書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』114~117ページ)※を参考に「指導・支援の概要」に計画を記入します
例
【受容コミュニケーションの特性】
本人の行動や特性:「あれ、取って」と言って指をさすと指を覗きこむ
指導・支援の概要:本人が理解できる文言や文章で伝える。(例)「それとって」ではなく、「ペン」をとってください。
【関係理解の困難さ】
本人の行動や特性:「「あれ、取って」と言って指をさすと指を覗きこむ」
指導・支援の概要:「あれ」「それ」「これ」を概念課題の設定で、たくさんの事例を踏まえながら視覚的指示つきの経験する
皆さん是非やってみてください。
1つ例題を出します。
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