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カームダウンエリアを導入する流れ/自閉症・発達障害支援

2021年4月10日
by mizuno
リラクセーション, 感情のコントロール, 自閉症, 行動支援
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●カームダウンエリアは機能してますか?

カームダウンエリアは自閉症・発達障害の人の合理的配慮として広がっているアイデアだと考えます。

しかし、本来の目的と導入の方法があっていない、個別化ができていないこからうまくいかないことがあります。今回は、自閉症や発達障害の特性に考慮したカームダウンエリアの導入の流れを説明します。

 

●カームダウンエリアの目的

カームダウンエリアは、感情やストレスが高まった時にもとの状態に戻る、落ち着くエリアです。

カームダウンエリアは、パニック・癇癪になる前に落ち着く場所です。しかし、それは最終ゴールです。

はじめは1日の中で落ち着く時間として設定します。

カームダウンエリアも具体する

 

●間違ったカームダウンエリアの活用

カームダウンエリアは、パニック・癇癪の時につれ行く部屋ではありません。これは大きな間違いです。パニックや癇癪時の避難場所ではありません。その発想はうまくいきません。

特に自閉症の人は、場所の意味を強く結びつけることがあります。パニック時、癇癪時にカームダウンを活用することで、その場所の意味が「パニックエリア」「癇癪エリア」になります。

 

●カームダウンエリアの習慣をつくる

そこで「リラクセーション・ルーティン」の方法を活用します。リラクセーション・ルーティンはリラックスの方法を習慣づけるプロセスです。

リラックスの必要なパニックや癇癪、興奮時にカームダウンエリアを活用するのではなく、まず一日の中で落ち着いている複数の時間※を日によって変え、スケジュールで入れて実施します。少しずつ変更のシステムや緊急時スケジュールを活用して実施します。

※将来の変更も想定して、1日の中で落ち着いている複数の時間で実施します。

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変更のシステムはこちらをご覧ください

 

以下にカームダウンエリアを習慣化するまでの流れをスライドにしました。

カームダウンエリアの習慣までの流れ

 

※癇癪時、パニック時は、(カームダウンエリアの習慣が身についていれば)少し落ち着いてからカームダウンエリアを活用する。

※一日の中でカームダウンする時間、エリアがあることだけで、大きな癇癪やパニック、興奮が少なくなるケースも見られます。

 

●カームダウンエリアの設定について

カームダウンエリアの設定も具体的に設定する必要があります。刺激に影響を受けず、時間や空間が整理されている必要があります。

あまり広すぎるとカームダウンになりません。また壊れるようなものが無いことも必要です。照明なども気を配ります。

カームダウンエリアの設定で気を配る内容を以下のスライドに書いています。参考にしてください。

カームダウンエリアの設定

 

以下はカームダウンエリアでの設定の例です。

カームダウンエリアの設定例 (2)

カームダウンエリアの設定例
【関連記事】

・ストレスマネジメントや感情のコントロールの3つの視点

・リラクセーションや感情のコントロールの方法は習慣で教える

・カームダウンエリアを導入する流れ

 


リラクセーションのプロセスのYouTube動画も参考にしてください。

 

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