●自由な時間の苦手さ
自閉症の人にとって曖昧でわかりにくい自由な時間、余暇は得意でありません (関連記事はこちら)
そこで、自由で曖昧な余暇は、具体的にわかりやすくする構造化や視覚化した支援が重要になってきます。
●なぜ余暇だからこそ見える形か?
今でこそ自閉症の人への移動支援、行動援護の外出等、日中の支援の余暇の中で構造化が使われています。
しかし、約25年前にまちかどネットワーク三輪社の余暇活動や自閉症協会のキャンプで構造化を活用した時には。
「そんな余暇にまで構造化しなくてもいいのに」、「余暇まで勉強するの?」と言われたことがあります。
しかし、以下の理由で「余暇だからこそ構造化」「余暇だからこそ見える形で」と私は考えます。
- 余暇は曖昧でわかりにくく見通しをもちにくい。
- 余暇の場面の多く(地域や遊びのエリア)は刺激が多い。
- 仕事や勉強のように整理されていない設定がある。
自閉症の余暇・遊びに構造化や視覚化を入れる実践をはじめて30年を超えました。
様々な関係のない情報、刺激に影響からの影響がすくなくなり、
余暇、外出そのものを楽しめる場面が増えてきました。
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