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「何を教えるか」と「何を教えないか」の設定/自閉症教育・支援

2016年11月9日
by mizuno
刺激の統制, 教える技術, 自閉症, 長期記憶
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●「何を教えるか」「何を教えないか」の視点

自閉症の人は、様々なことを無視することが得意ではありません。必要ではない、気づいてほしくない部分に強く注目することで、その本来「教えるようとしていること」に注目できないことがあります(詳しくはこちら)。

また自閉症の人は、一度経験したことを修正することが得意ではありません。教えるつもりでないことでも、経験したことで「修正できない」「繰り返す」ということが起こります。成功体験を作るためには教えない部分と教える部分の強調が必要になります(詳しくはこちら)。

 

しかし、指導者・支援者の中には「何を教えるか」にだけに強く注目してしまう人もいます。自閉症の教育・支援の中では、「何を教えるか」だけではなく、「何を教えないか」も意識する必要があります。そしてそれは「何を注目してほしいか」だけではなく、「何に注目してほしくないか」にも意識をすることでもあります。そこで、2つの視点で「何を教えるか」と「何を教えないか」を書きます。

 

 

●課題の絞り込みが重要です

課題の設定の仕方によっても本来注目し学んでほしい部分に注目が難しくなる場合があります。例えば本来の学んでほしい部分と材料や道具・用具の準備や管理を期待した設定になると重複課題になります。1つの場面で複数のことを期待することはハードルが高くなります。繰り返しますが自閉症の教育・支援の中では、「何を教えるか」だけではなく「何を教えないか」も意識した設定が必要になります。

1つの場面で、期待する部分、教える分を1つの絞り込むための工夫が必要になります。

例えば、新しく教える概念やスキルの課題の場合に、課題を一体型にして材料・道具・用具の準備・片付け・監理の部分を支援する工夫があります。

また、新しく教える概念やスキルの課題と同時に複雑な環境、社会的環境の中で実施する前に、まず課題そのものを学べるようために1対1のエリアから始めるプロセスも重要になります。

 

プレゼンテーション1
>>>一体型にして1つの課題に注目

トップダウン石川
>>>まず1対1→自立→社会的な中でのプロセス

 

●経験させないことの重要性

「何を教えないか」にはもう1つエッセンスがあります。それは経験させないように工夫することで「何を教えないか」を明確にすることです。「何を教えるか」の部分に成功体験の積み重ね、「何を教えないか」として経験させない工夫が必要になります。以下はそれをサポートした事例です。

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>>>触ってほしくない部分を隠すアイデア

 

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>>> 音がでると叩いてしまう時に、机にガバーをしたアイデア

 

書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』で紹介していますワークシートでは、「何を課題とするのか」、「何は課題とせずに支援するのか」を明確にしていきます。

 

 

 

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