先日、鹿児島県霧島市のNPO法人陽だまりにコンサルテーションに行ってまいりました。
NPO法人陽だまりに関しては、BOUZAN NOTE!で実践紹介しています。
今回のコンサルテーションでは、
「教えること」と「教えないこと」の両面を意識する話をしました。
これに関しては、後日、整理して記事を準備しています。
さて、「NPO法人陽だまり」本当に地域のモデルになり、中核になっていると感じました。
やはり陽だまりの良いところは、素朴な地域の青年たちが丁寧にそして確実に実践を積み重ねていくことです。どんな地域でも再現できるモデルになってほしいと考えています。
私がイメージしている「シンプルな中で学び、複雑な中で応用する」を幼児期から成人期まで、しかも限られた環境の中で、本当にスタッフが努力しながら実施しています。
このたび、学齢後期=移行期のプログラムをより充実するための近隣の別の建物での実践がスタートしていました。
成人期の生活に向けて、幅広い課題領域(職業スキル、コミュニケーション、対人関係 等)を、最初に学ぶ先生と1対1のエリアや自立エリア、学んだスキルを応用したり、実際の現場に近い形でアセスメントする「喫茶スペース」等のエリアが設置されています。
【学んだスキルを事業所内の応用的な場面で般化するプロセスの設定】
応用的な場面は、佐賀での就労移行ではじめたプロセスです。学齢期からの実践として、陽だまり、および数か所のコンサルテーション先の共同(協働)実践・研究を進めています。
詳しくは、関係のセミナー、講演で話をしますが、関連の無い講演では質疑・応答の時間で質問していただくと話します。
1対1エリア、自立エリア、そして応用的スペースの持ち方に関する目的・方法等がかなり整理できています。