昨日『広島自閉症治療教育・支援研究会』において『行動支援・自己認知支援のフレームワーク』のワークショップがありました。
今回は、長期記憶の特性やプロセスのあり方など、これまであまり深く話していなかった話題も少し掘り下げてみました。
<講義と演習がセットになった研修です>
<書籍とワークシートをつかった演習>
<プロセスをグループで意識して支援計画を立てます>
<保護者・当事者への視覚化した支援を実際に作成してディスカッション>
『行動支援・自己認知支援のフレームワーク』では、視覚化した指示の仕方、技術ではなく、方向性、プロセスを重視しています。
どんなに良い視覚化した支援も、方向性やプロセスが間違っていると、彼らの自立的で豊かな生活づくりにはつながらないと考えています。
会場では講義だけでなく休憩時間等でたくさんのディスカッションをしました。
- 実際の行動支援・自己認知支援での支援プロセス
- 本人の概念の形成、理解のプロセス
- 学んだことを活用し、そして般化していくプロセス
- 将来の自己認知支援のための幼児期からの学びのプロセス
「できた視覚化した支援をポイントで確認してみてください」(楽しそう)
<多角的な視点で考察するためのディスカッション>
とても有意義な時間でした。
ご参加の皆さん、スタッフの皆さんお疲れ様でした。また来年度実施できたらいいですね?
ご感想、よろしければコメントください!
【2月11日 自閉症の理解と行動支援@ぷれしゃすセミナーVol.9 in 佐賀】
http://bouzan-note.com/event/1329.html
【2月22日・23日 自立課題と行動・自己認知支援セミナー in 霧島】
http://bouzan-note.com/event/1414.html
昨日はありがとうございました^^
これまで事例を重ねることの意味が
いちまいちピンとこなかったのですが
今回の自己認知支援のお話しと
ワークショップでのディスカッションの中で、それが分かったような気がします☆彡
今~息子は小1で、温度計のような表を使って自分の気持ちを知るという支援をやっていますが
それも事例を重ねることだと思うので
「方向性やプロセスが間違っていると、彼らの自立的で豊かな生活づくりにはつながらない」のお言葉
胸にしっかり刻みたいと思います!
保護者としてどこまでできるかは分かりませんが、各支援者とも連携しながらやっていきたいです。
また是非~来年度も(その次も継続的に)講座をやっていただくようにお願い致しますm_ _m
Meg-ingさん
いつもご参加ありがとうございます。
私も事例を重ねること、まだまだ考察中です。
意味の理解、般化など様々な事例のプロセス、今後も実践の中で整理していきます。
是非、また来年度も研修できればと思います。