自閉症の人の注目の困難さと、その支援に関して書いています。
関連記事です。こちらもごらんください。
自閉症の人は、様々な情報に優先順位を立て、刺激や不要な情報を無視することが困難な特性(特徴)
そこで、注目の困難さを助ける支援の1つの重要な支援は、
注目しなくて良い部分を無視できるように、注目しなくていい部分として位置付ける支援です。
これには刺激の統制も含まれます。
注目できない原因になっている刺激や情報を統制したり、「それ必要な情報ではないですよ」って教えたりすることです。
【周囲の刺激を家具やパーテーションで統制する】
【必要なボタン以外を隠す】
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兵庫県宝塚市の知的障害者さんの事業所(生活介護)勤務のスタッフです。
webサイト拝見して良い勉強させて頂けると思いコメント失礼いたします。
自閉症の青年26歳と接する上での悩みなのですが、行動から次の行動へ移る際に2~3箇所の時計の確認んに必ず行きます。移動に時間がかかる事と、ご本人のスケジュール等の判断に役立てられていなければ、時計を減らす等も一手ではないかと思うのですが、この様な場合の良いお考え等ヒント頂けないでしょうか。
コメントありがとうございます。
一人ひとりの特性を知らいないとわからない部分も多いです。また条件もよくわかりません。
時計をいくつも確認することで想定するされる環境要因を考えています。
(要因)そもそも、時計はすべてが同じということがありません、そこに矛盾があります。
(対策)まず、時計を隠す前に、本人の基準となる時計を指示する必要があります。例えば、スケジュールのそばに時計を固定するとか、スケジュールに本人の基準となる時計を写真などで提示する。
(要因)すべての活動が時計を基準にすることで、時計通りにうまくいかない時がある。
(考察)そもそも、生活全般を時間で提示するのは難しさがあります。その曖昧さを許容できる可能性があります。人にもよりますが、そもそも時計の管理の仕方がまだスキルをすべてもっていない場合もあります。例えば、休憩などの一部を時間で提示し、活動が終わったらスケジュールという習慣も必要になります。
答えになっていないかもしれません。申し訳ありません。参考程度にしてください。