新年度に入ってしばらくたちます。自閉症支援の1ポイント心得を再アップします。本日は、変化・変更の対応、個別支援計画についてです。
●変化が起きないようにすることの問題点
自閉症の人の変化への対応の困難さから、支援者によっては変化が起きない工夫をされることがあります。しかし、様々な災害等によって、変化がない状況が難しいということを日本の多くの人が経験し気づいたと思います。(この気づきを多くの方がするには、大変な犠牲もあったと心が痛みます)。
しかし、今でも学校・事業所によっては「そんな視覚化しなくても自閉症の人はパターンでいつも同じようごくの得意だから大丈夫」って言われる場合があります。
行事や緊急事態で変化はかならず起き、その時本人が混乱していると「しかたないなぁ~」ってなっているのは、理不尽だと私は感じます。
変化をしないようにしてパターン化する支援は2つの意味で問題です。
●1つは、変化はかならず起きることです。
●1つは、ノーマライゼーションの視点です。
「自閉症の人は、変化が苦手だからいつも同じでいい」、失礼な話です。
自閉症の人も変化をしり、新しい世界を知ることができます。
●変化・変更を視覚的に確認する日頃からの習慣
変化をしない方策ではなく、視覚的に変化や変更を確認する習慣が重要になるとおもいます。
日頃から視覚化したスケジュールで、一日の活動が昨日とは違うこと知る習慣が重要です。
また視覚化した変更の提示で、スケジュールで提示された内容が変わることを知ることが重要です。
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