自閉症の人に対するストレスマネージメントも感情のコントロールの必要性が多くの支援者が必要だと感じていると思います。
生活の中でストレスが高まった状態になり癇癪などの強い行動面に影響を与えます。その状態、そのニーズからもストレスマネージメント、感情のコントロールは必要になります。
自閉症の特性を念頭においてストレスマネージメントと感情のコントロールの必要性を整理します。
ストレスマネージメント(感情のコントロール)は、定型発達の私たちにとっても重要な視点ですが。私たちが無意識、また意識的にしていることはなんでしょうか?関連することを知り、何らかの対応・自己調整をすることです。
対応・自己調整するために基本となる知る内容を3つあげてみます。
●ストレス(又は、感情が高ぶる)要因になっていることを知ること
●ストレスが溜まった時(又は、感情が高ぶった時)の自分の状態を知ること
●ストレスが溜まった時(又は、感情が高ぶった時)の解消方法を知ること
以上です。
もちろん、定型発達の人の中にも、その内容を知らいないで、ストレスや感情の調整がうまくいかない方がいます。
しかし、自閉症の人は、様々なことを判断し、整理したり調整することが難しいことから、要因の理解、自分の状態の理解、自分にあった解消方法の設定を自動的、または意識的に進めることが難しいのです。
つまり、理解することや、調整することに、何らかの支援が必要になります。
書籍『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』では、ストレスマネージメントの支援について具体的な事例を通して解説しています。
◆8月1~2日 NPO法人陽だまり 自閉症教育・支援フレームワーク2デイセミナーin霧島
http://bouzan-note.com/event/3333.html
◆8月30日 NPO法人未来図セミナー 『本人の特性や生活の様子から考える個別支援計画』in倉敷
http://bouzan-note.com/event/3415.html