書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』で紹介してます特性の解説手引きに関連の『自閉症特性かるた』を自閉症啓発と支援者の特性理解を目的として公開しました。
本日の『自閉症特性かるた』は・・・
【き】「きれいに洗って」と言われても・・・・・どこを?どのくらい?どのように?
「きれいに」という指示・基準は、自閉症の人にとって抽象的でわかりにくいものです。
抽象的な指示・情報とは、どんなものでしょうか?一番わかりやすいのは絵にできるかどうかです。
「椅子」「立つ」「ペン」などは絵にできますね。
「好き」「愛」になると絵に描ききにくくなります。このようなものが抽象的な情報です。
「もう少し」とか「きれいになるまで」もなかなか絵にしにくいわかり難いものです。
曖昧でイメージできない指示よりも、「手のひら10回」や「2分間洗って」のように、回数など、イメージできる内容で伝えることが重要になります。
【関連の特性】
【教育・支援の方向性】
- 本人のわかる文言で伝える。
- 曖昧な表現・抽象的なを表現をひかえる
- 具体的な個数、目に見える判断基準でつたえる
- 字義通りの解釈に配慮した文言で伝える。
【氷山モデルシート(PDF)の解説】
※詳細は以下の書籍『フレームワークワークを活用した自閉症支援』114~117頁、『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』138~145頁の特性解説の手引きをご覧ください。
※啓発デー等での自閉症特性かるたのカードを活用いただくと嬉しいです(書籍、ホームページ、FacebookページQRコードの紹介もお願いします)。写真つきの報告もお待ちしています。地域での非営利な啓発活動では事前確認は必要ありません。
(自閉症特性かるた)
監修・文:水野敦之
絵:宗貞由貴子
●関連のリンクです
★青本『フレームワークを活用した自閉症支援』はこちらから(エンパワメント研究所)
★緑本『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』はこちらから(エンパワメント研究所)
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