●組み立てオモチャを使ったアセスメントについて
様々なパーツを組み立てるオモチャでは、様々な内容のアセスメントができます。
ここで言うアセスメントは、身近な道具を使って行うインフォーマル・アセスメントです。
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』 『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』では、このインフォーマル・アセスメントを皆さんにおすすめしています。
インフォーマル・アセスメントを実施しするコツは、アセスメントを具体化することです。いつ・どこで・何を・どのようにアセスメントするか?が大事になります。
●組み立てオモチャを使った『遊び』のアセスメント
今回は組み立てのオモチャの『遊び』のアセスメントです。
私が幼児さんで活用するのは、トイストーリーのポテトのおじさんに有名なポテトヘッドです。いくつかのパーツがあり、付け替えもできるし、見本通りに組み立てたり、全体のバランス・体のイメージで組み立てたり、時にはわざと間違ったところにつけて、それを楽しんだりもできるオモチャです。
これは幼児期から学齢前期(?)の課題ですが、各年齢にあわせて準備してください。学齢後期、移行期だとプラモデルなどになりますかね?
では早速、『遊び』という視点でアセスメントのリスト(何をアセスメントするのか?)を紹介します。
【組み立てオモチャのアセスメント(遊び編)】
- オモチャを準備することができる
- パーツをはめることができる
- 様々なパーツを選んで使える
- 完成見本(絵・写真・実物)を見てできる
- 適切な場所にパーツをはめることができる
- パーツを整理しながら進めることができる
- わざと間違った場所にはめて楽しめる
- 余ったパーツを無視できる
- 遊びを終われる
- 片付けができる
※上記のデータは書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』の書き方等の解説を参考に使ったください。
今回は、遊びをテーマにしましたが、次回は同じポテトヘッドを使って対人関係、コミュニケーションのリストを紹介します。
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