自閉症支援を継続される皆様!自閉症支援のスキルアップをするために、そして自閉症支援を変えるために、毎日1回1日、難しければ1週間に1回、10分間一人の自閉症児・者の支援を考える時間を作ってみましょう!
また、ある程度慣れてきたら、普段の支援の中で書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』『生活デザインとしての個別支援計画ガイドブック』を活用した実践に移行してみてください。
●10分間を続けることの意味
自閉症支援のスキルアップで重要なことは、基本のフレームワークを学んで、それを実践の中で繰り返し繰り返し活用することです。基本の知識をつけても、その知識をもとに書き出したり、考えたり、実践したりしなければ自閉症支援の感覚を身につけることが難しくなります。
1日又は1週間に一度でも良いので担当されている一人の自閉症児・者のことをフレームワークを使って書き出し、考えることをおすすめします。その考える内容によって活用するシートは変わってきます。
●毎日の振り返りで活用できるフレームワークシート
例えば、気になっている行動に関しては『氷山モデルシート』を、
まだ自立しない課題・活動に関しては『自立課題シート』や『自立課題アセスメントシー』トを、
10分間書ける部分で書いていきます。書く内容は、1つの課題・案件だけにします。
複数は継続することが難しくなります。10分ですので1つの行動だけを書きだして、フレームワークシートにそって分かる部分を書き出します。その中で現場につながる部分が出れば活用します。
●自閉症支援を変える10分/1日or1週間振り返りシート
書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』のフレームワークシートを使うと、書きだし、考える枠組み(フレームワーク)がしっかりしているので習慣化しやすくなります。
しかし、まだフレームワークに慣れていない方は、どのフレームワークシートを使っていいかがイメージできないと思います。
そこで以下の3つの基本のフレームをまとめた『自閉症支援を変える10分/1日or1週間振り返りシート』を作成しました。ワークシートのページで公開しています(このページのワークシートは、メール会員登録が必要ありません)。
シートは書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』を合わせてご活用ください。
- 気になる行動を書きだす ※こちらの記事も参考にしてください
- 気になる行動の関連特性と環境要因を書き出す ※こちらの記事も参考にしてください
- 本人のできてた部分、もう少しの部分、難しかった部分 ※こちらの記事も参考にしてください
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1日又は1週間に1回でも構いません、続けるために10分ルールをつくってください。10分以上はかけないで、1日、1週間での担当になっている自閉症児・者の以下の3つの視点を書きだして見てください。
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